フジテレビの元アナウンサーだった永尾亜子さんが、この秋で同局を退社することが分かった。
「永尾さんは最近まで局アナとして勤務。しかし、7月に広報局に異動。その背景が取り沙汰されていました。
1年後輩で現在はフリーの久慈暁子が5月に退社。一部週刊誌に『戦力外通告』『慰留はなかった』などと書かれましたが、実際、期待もなかったようです。でも久慈に比べ、永尾さんは裏方での活躍を期待されたところもあったと思います。アナウンサーとしては地味でしたが、広報はやりがいはあったような気もします」(フジテレビ関係者)
永尾さんは2016年の入社。長崎県生まれの長崎育ち。大学も長崎大で地方大学出身の異色アナとしても注目を集めた。
「フジテレビは生野陽子アナ(福岡大)、山﨑夕貴アナ(岡山大)らが地方大学出で話題になりましたが、2人とも一時期エースで活躍。特に生野アナは民放で1、2位を争う人気者になった。局は永尾さんで3匹目のドジョウを狙ったものの、うまくいかなかったのでしょう」(女子アナライター)
もっとも永尾さんが異動になった広報局は、必ずしも左遷というわけではない。
アナウンス室と遜色ない花形部署だが…
「広報女子はアナ志望でなれなかった女子が非常に多い。だから美人ぞろいでフジの内勤職の中ではアナウンス室と遜色ないといわれているほど。広報女子は週刊誌や夕刊紙などお下品マスコミの応対はせず、イベントなどの案内やスポンサー企業との打ち合わせなどが多い。フジの花形部署の1つです」(前出のフジテレビ関係者)
しかし、永尾さんは異動から数カ月でフジテレビそのものを去る。
「やはりアナ職で入ったのですから、せめて30歳過ぎまではやりたかったのでしょう。7月に異動して、もう辞めるということは、初めから広報職は頭になかったのかもしれません」(前出の女子アナライター)
彼女は退社に際して、「今後のことは決まっていない」と周囲に吐露。すでに有給休暇を消化しているらしく、翻意もないようだ。
「局の出世番組『めざましテレビ』に6月まで月、木にレギュラー出演。まさか自分が異動になると思っていなかったのでしょう。彼女は爽やかなのですが、目立つタイプではありませんでした。本当はニュース番組不毛のフジには、彼女のようなタイプが一番なのですけれど…」(同・ライター)
他局で見返す! そんな可能性もあるのだろうか、今後に注目だ。
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