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のん“新事務所移籍”のウワサも懐疑的…民放の及び腰は当面変わらずか

のん(能年玲奈)
のん(能年玲奈) (C)週刊実話Web

女優・のんに〝民放画面復帰〟の可能性が高まっているという。現在、彼女は個人事務所として活動しているが、水面下では事務所A社と交渉中。モメた前所属事務所L社と話がつき次第、A社と契約。来年早々にも〝普通の〟テレビ活動ができるというのだ。

「のんとL社との過去トラブルはすでに風化。A社がL社と移籍話を進めているともっぱらです。とはいえ、どうにも微妙にニュアンスが変。のんとL社とのトラブルは裁判になり、完全にのんは敗訴しています。和解ではなく判決なので、風化は第三者が決めるのではなく、L社の判断。のんに主導権はなく、L社が許したという話もない。なのにA社が移籍交渉するというのはスジからいってもおかしい」(芸能ライター)

のんのトラブルは2015年に発覚。事務所と仕事内容を巡って対立。5万円という低給料でパンツも買えないという記事を週刊B誌が掲載。B誌は彼女の代理としてL社と法廷闘争に発展し、最高裁までいったものの敗訴。20年10月、B誌はL社に対する名誉棄損で、440万円の損害賠償が確定した。

「パンツも買えない月給であったことは本当だったのですが、実はボーナスは1000万円超え。当時22、23歳の女優としては厚遇であることも分かったのです。裁判が終わってまだ2年もたっていない。L社が許すかどうかも疑問。のんは18年にL社に謝罪で訪れたものの、事前に情報を写真誌にリーク。L社は怒り、のんの仕掛けを公表したこともあります」(同・ライター)

ライブ活動もしているが…

この9月1日より、のん主演の映画『さかなのこ』が公開。同映画は〝魚学者〟さかなクンの半生を描いたもので、彼女は主人公・ミー坊を演じている。共演者は柳楽優弥、夏帆、井川遥、元『AKB48』の島崎遥香など、有名どころの俳優が出ている。

「現在、〝あーちすと〟としてライブもやるのんですが、ほとんどマニアックの世界。今回の映画もそれなりに評判になっていますが、映画は映画。民放復帰に影響があるとは思えません」(同)

13年、女優・能年玲奈としてNHK連続テレビ小説『あまちゃん』に主演。〝じぇじぇじぇブーム〟を作った。

「NHKはたまに出ますが、民放は皆無。いまだ能年の名前を使えないのはL社の制裁が続いている証拠。彼女の才能を惜しむ声は相変わらず聞かれますが、民放はどこも及び腰。前途は分かりません」(スポーツ紙記者)

何はともあれ、好転に期待したい。

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