安倍元首相の国葬を執り行う岸田首相の、何ともバツの悪そうな顔が浮かんできそうだ。イギリスのエリザベス女王が9月8日、北部スコットランドにある静養先のバルモラル城で逝去した。96歳だった。葬儀は国葬として19日にウエストミンスター寺院にて執り行われる。時あたかも日本と英国において2つの国葬が重なったのだ。
「これらの国葬の違いは2つある」と解説するのはさる永田町関係者だ。
「エリザベス女王の国葬は国民全員が望んでいること。一方の安倍元首相の国葬に関しては、市民グループらによって反対運動まで起きている。女王と政治家を、そもそも比較すること自体に無理はあるものの、このタイミングは間が悪いとしか言いようがない」
同じ警備費とはいえ…
もう1つは国葬に関する予算。安倍元首相の国葬だが、全体の費用概算は総額で16億6,000万円程度となる見通しを示した。
「主な予算配分は警備費が圧倒的に占めている。各地からの警察官の派遣旅費や超過勤務手当などを合わせて8億円程度。外国要人の接遇費は、車両の手配や空港の受け入れ体制の構築などを合わせて6億円程度。警備車両や自衛隊の儀じょう隊が使用する車両の借り上げなどに1,000万円程度」(同)
対するエリザベス女王の国葬だが…。
「16億円? そんなにかかりませんね。10億円程度か、それ以下ですね。葬儀は女王の棺を引いた馬車がロンドン市内を回り、ウエストミンスター寺院にて葬儀が執り行われる。メインは警備費ですが、安倍元首相のように反対運動が起きていないため、警察サイドにピリピリした動きは見られません」(外務省関係者)
草葉の陰で安倍元首相はこの現状をどう見ているのかだろうか…。
あわせて読みたい
- [New] 蝶野正洋『黒の履歴書』~元横綱・曙太郎さんへの想い
- [New] 『美女ざんまい』歌手・俳優/岡崎友紀インタビュー~ドラマ『おくさまは18歳』衝撃秘話~
- [New] 木村拓哉『Believe』妻役が天海祐希になった裏事情…工藤静香が“お相手”に嫉妬!?
- [人気] めるる『くる恋』でバナナ一房をペロリ…「いくらなんでも好きすぎる」と視聴者ツッコミ
- [人気] 手越祐也“一人負け”の迷走状態で悲惨…柏木由紀とYouTubeコラボ実現なるか
- [話題] NHK女子アナの“激変ぶり”に視聴者困惑!? 2年ぶりに番組復帰もすっかり別人に…
- [話題] 山下智久『ブルーモーメント』での“ボソボソ喋り”に混乱!字幕モードにする視聴者続出