(画像)Roman Samborskyi/Shutterstock
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大谷翔平“野球史初の快挙”が目前!日本企業のエンゼルス買収が見えた!?

日本時間9月11日のアストロズ戦で、投手・大谷翔平がアクシデントに見舞われた。右手中指のマメがつぶれ、緊急降板となったのだが、試合後、フィル・ネビン監督代行はこう一蹴した。


「次の登板は土曜日(17日)。問題ない」


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これに安堵したのは、日米の大谷ファンだけではなかったようだ。


この時点で、大谷の投球回数は141回。17日も投げれば、「規定回数162回」到達が見えてくる。打席数と投球回数の両方で規定に到達すれば、MLB史上、いや、世界の野球史で初めての快挙となる。アーロン・ジャッジとのMVP争いにおいて、大谷推しのメディアが、


「彼は、歴史そのもの」


と絶賛していたが、この「ダブル規定到達」は、エンゼルスの球団売却問題にも大きな影響を与えそうだ。


「日本企業も興味を持ち始めました。なんだかんだいっても、大谷、マイク・トラウトの2大スターがいるんですから」(関係者)

歓迎されないのが当然だが…

現時点で具体的な企業名は出ていないが、米国内には「日本進出」を警戒する動きはある。

米経済誌『フォーブス』によれば、エンゼルスの資産価値は22億ドル(約3135億円)。また『ロサンゼルス・タイムズ』などは、NBAゴールデンステート・ウォリアーズのオーナー、ジョー・レイコブ氏を最有力候補に挙げていた。


「レイコブ氏はエンゼルスの本拠地・アナハイムで暮らしていました。過去、ウォルト・ディズニー社がエンゼルスを手放した際は、ドジャースなどの買収に乗り出したこともあります。同時に伝えられているのが、複数企業、投資家がエンゼルスの株を買い分けるとの見方です。複数企業による球団運営は珍しくありませんが、今回あまり歓迎的ではないのは、その中に日本企業があるからでは、とも予想されています」(米国在住ライター)


「日本」に対する米球界の偏見はない。しかし、任天堂がマリナーズに資本参加した際は「取得株50%以下」「運営に口を挟むな」と、あまり歓迎されなかった。「MLB=米国の魂」のこだわりがあるからだ。


「2019年、アルトゥロ・モレノオーナーは球場周辺の土地買収に失敗しました。その件が球団売却を加速させているともいわれ、新オーナーは老朽化した球場問題に直面します。大谷をアナハイムに残留させる約束があれば…」(同)


大谷がダブル規定到達で歴史になれば、日本企業も歓迎されるのだが。