ミュージシャンのGACKTが昨年9月に体調不良による活動休止を発表し、製作がストップしていた映画『翔んで埼玉』続編の撮影が〝再開の兆し〟を見せているという。
「2019年公開の前作は、埼玉県内を中心にロングラン上映され、興行収入37億円を突破するヒット作になりました。続編は22年中の公開が決まっていますが、二階堂ふみとGACKTのダブル主演作ですから、彼の体調が戻らなければ撮影は不可能でしたからね。『東スポ』が、ロケ地などのアポ取りをスタッフが始めたと報じ、10月1日には前作が地上波放送される。撮影再開も現実味を帯びてきました」(映画ライター)
「大規模窃盗団」主犯格との“接点”
当のGACKTは体調が回復。今年7月には活動を再開させているが、ここにきて再び続編の撮影再開に影響を及ぼしかねない記事が『週刊新潮』に掲載された。
「もともと海外で治療を受けていたGACKTは、ドバイの知人の紹介で再生医療に出会い、福岡県のクリニックで治療を受けて回復。5月には、そのクリニックがGACKTの症状や回復状況を発表していたんですが…」(芸能記者)
『週刊新潮』のスクープ記事によると、そのクリニックの運営元である会社の役員の1人に、かつて「大規模窃盗団」の主犯格として逮捕された人物がいるというのだ。
「直接、GACKTに影響が及ぶ記事ではありませんでしたが、もともと怪しい人脈が多く、金や女にまつわるトラブルが絶えなかっただけに、イメージは悪い。前作のときは、GACKT自らいろいろな資料を持ち込んで『俺はシロだ!』と製作陣に訴えていたと聞いています。今回も、映画に出資するスポンサーは不安に感じるかもしれませんから、徹底的な〝身体検査〟が必要になりそうですね」(同・記者)
実際、7月の活動再開以降、公式アンバサダーを務めるゲームアプリの公式アカウントがツイートした画像に登場したり、音声配信SNS・Clubhouseなどで活動はしているものの、本格的な復帰とは言い難い状況だ。
「GACKTは、仮想通貨のトラブルなどで恨みを持っている周辺者も多い。今回の『週刊新潮』のスクープ記事も、そうした周囲からのネガティブキャンペーンの一環の疑いもある」(同・記者)
撮影再開となれば、共演者やスタッフのスケジュールも合わせなければならない。今から撮影再開したとしても、年内公開はかなり難しい状況と言えそうだ。
業界で、出演者やスタッフが突然いなくなることを〝飛ぶ〟と言うが、主役が〝翔んで〟しまっては手の打ちようがない。1日も早い「撮影再開」の正式発表が待たれる。
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