(画像)Krakenimages.com / shutterstock
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宮本亞門氏も「国葬案内状」公開で炎上!実は著書の宣伝狙い?

演出家の宮本亞門氏が、9月13日に自身のツイッターを更新。27日に実施される安倍晋三元首相の「国葬」の案内状が届いたことを明らかにした。


宮本氏は、「どうしてこれが僕に? 何かの間違いでしょう。政治家でもなく桜を見る会すら呼ばれたことがないのに。もちろん私は行きませんが。宮本亞門」とつづり、岸田文雄首相から送られてきた案内状を写真で公開。ハッシュタグで「#国葬反対」と記した。


【関連】安倍元首相を天皇陛下と同列視!? 『サンジャポ』出演モデルが「非国民」と大炎上 ほかしかし、〝国葬賛成派〟からは、宮本氏が2018年にパリで開かれた「日本の文化を紹介するイベント」で舞台を演出した際の安倍元首相らと笑顔で収まっている写真をネタに批判を展開されているのだ。
《4年前の事は忘れたご様子で》

《ご一緒にお仕事されてたからでしょう…もう、お忘れなんですか? 恥知らずというか恩知らずなんでしょうね…》


《国の仕事をした事があるからという事なんだろうけど、政府も時間がないとは言え、恩を仇で返すようなこんな人にまで招待状出す必要ないのに》


《オレにもこんなのが届いたんたぜ〜って自慢かな? 公開などという無礼なことをせず一人で喜んでください》
案内状の写真をアップすることは、民主党の辻元清美議員や蓮舫議員がツイッターで欠席の意向を表明した際にも物議を醸した。それなのに、なぜ宮本氏は同じことをしたのか。実は、宮本氏のツイッターのアカウント名は20年10月に発売された著書名で、それを「発売中!」と強調しているため、宣伝目的で〝炎上〟を狙ったのではないか、といった疑惑まで噴出しているのである。
《さりげなく自著を宣伝してて吹いた。昔はこんな人とは思ってなかったよ。心の底からガッカリです》

宛名の“誤記”も

一方、〝国葬反対派〟からは、こんな意見も。
《もはやなりふり構わずといったところか。「とりあえず有名人著名人、声かけられそうな奴は片っ端から招待状送れ!」とでも命令が出たのかもしれないね》

《著名人に軒並み送りつけているのかな? なんという不甲斐なさ。ここまでやらなきゃならないとは…》


《予想外に出席者が少なくて相当、焦ってるみたいやね(笑)これが国民の答えでしょう》
さらに、この騒動は思わぬ展開も見せている。

「宮本氏は、19年9月にツイッターで『宮本亜門』から『宮本亞門』への改名を発表しています。ところが、国葬の案内状の宛名は『亜門』になっているんです」(スポーツ紙記者)


また、案内状の文面の頭語が『謹啓』、結語は『敬具』と記されているが、『謹啓』を頭語にする場合は「敬白」か「謹言」を結語にするのが一般的。結語を『敬具』とする場合、頭語は「拝啓」が常識なので、混同しているとの指摘もある。


「〝国葬〟の案内状なのに日本語が怪しいというのは致命的。宛名の表記を間違うのも相手に失礼です。ただ、案内状をわざわざ写真で公開することも遺族や参列者に対して失礼だと思いますので、どっちもどっちですね」(同・記者)


真っ二つに意見が分かれる「国葬問題」。もともと安倍政権は世論を二分することが多かったが、安倍元首相本人が亡くなっても、それは変わらないようだ。