香川照之の芸能人生命が風前の灯火だ。3年前の東京・銀座ホステスへの性加害が報じられた香川。詳細が明らかになるにつれ、トヨタ自動車やアリナミン製薬、サントリーなど6社がCMの取り下げや契約終了を表明。
また、情報番組『THE TIME,』(TBS系)のMC降板、NHK『香川照之の昆虫すごいぜ!』シリーズや香川らの原作アニメ『インセクトランド』が事実上の打ち切りになった。
「新たに、10月期の日曜劇場『アトムの童』(TBS系)からの降板も決定しました」(制作関係者)
そんな八方ふさがりの香川に対し、対応が注目されるのが歌舞伎界。香川は、市川中車という歌舞伎役者の当代でもある。
「香川がしたことはセクハラではなく性暴力です。歌舞伎の観客の7割は女性。端役での起用はあるが、メインはいくらなんでも厳しいでしょう」(事情通)
磨き抜かれた“顔芸”で海外へ
今後、香川に襲い掛かるのは、借金返済という地獄の日々という。
「100%、香川に非がある。当然、浮上してくるのがCMの違約金。特にトヨタ自動車は大損害を被っている。10億円は軽いでしょう」(広告代理店幹部)
ところが、捨てる神あれば拾う神あり。香川に対し救いの手を差し伸べようとしているのが韓国芸能界。現在、出演している『六本木クラス』(テレビ朝日系)の評判が地元韓国で高評価を得ているというのだ。
「『六本木クラス』は世界的に大ヒットした『梨泰院クラス』のリメーク版。韓国のドラマプロデューサーも『六本木――』のクオリティーをチェックしており、香川の顔芸に圧倒されたというんです。香川を韓国のドラマに起用したいと考えている」(テレ朝関係者)
さらに香川は、映画『パラサイト 半地下の家族』で米アカデミー賞で作品・監督賞を取ったポン・ジュノ監督と旧知の間柄でもある。
「香川は、2008年のオムニバス映画『TOKYO!』でポンが監督した『シェイキング東京』に主演した経緯から交流があり、そのツテを使えば、韓国エンタメ界への道が開けるわけです。向こうのギャラは日本の5〜10倍。うまく入り込めたら、借金なんてすぐに返済できますよ」(韓国エンタメ関係者)
得意の土下座外交か。
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