
『令和の“応演歌”』はやぶさ~デビュー10年超えで新たな挑戦(後編)
――前編では、はやぶさ結成の経緯やデビューまでの道のりを話してもらいました。昨年、デビュー10周年を迎え、改めてこの10年を振り返り、どういう気持ちが湧きますか?
ヒカル(写真右) あっという間と、長かったという2つの気持ちを10年間に抱いています。幼い頃から憧れた演歌、歌謡の世界でデビューでき、夢の中にいるような感覚があります。しかも、事務所の先輩方が偉大な方ばかりなので、同期の歌手の方々に比べると、立つことが難しい舞台やテレビなどにも出演でき、さまざまな経験を積ませてもらいました。
【関連】『令和の“応演歌”』はやぶさ~ストリートライブで見知らぬ人からの差し入れに感動(前編) ほか
一方で、プロである限り、結果を出さなくてはいけない。コンサートを開くなら、チケットが売れているかどうかなど現実的に考えないといけませんよね。そこはアマチュアとの違いを感じるところですね。
ヤマト 前回もお話ししたストリートライブや振り付け、子供に人気のアニメ『デュエル・マスターズ』(テレビ東京系)のオープニング曲も歌わせて頂いたりと、自分自身では想像もできなかったようなことを経験した10年間でした。ただただ、感謝しかないですよね。
――節目の10年を超えた11年目の今年9月には、ヒカルさんは大滝ひかるとして『あの日の花吹雪』でソロデビューします。どんな曲ですか?
ヒカル 母と子の別れと再会を描いたセリフ入りの演歌作品になります。この母というのが、生みの母ではなく、育ての母のことです。大事に育てられるのですが、離れ離れになってしまう。それでも一目会いたいと、育ての母を探し再会するストーリーで、実話が基になっています。
2人の原点は大好きな演歌や歌謡曲
偶然にも、僕も似たような境遇で育ったんです。小学校低学年の時に、両親が離婚しました。それからは父と祖母と住み、祖母が母親代わりに大事に育ててくれました。ですから、初めて曲を聴いた時には、涙が溢れました。でも、「ヒカルは泣いてはいけない。お客様がどう感じるかだからね。同じような境遇の方もいるだろうし、もっと辛い経験をされている方もいる。ヒカルは心を込めて歌うんだよ」と作曲家の先生にアドバイスされました。――今後は一人ひとりでの活動がメインになるんでしょうか?
ヒカル いえいえ、はやぶさとしても活動しつつ、ソロとしてもやっていきます。でも、まさか10年を超えて、ソロデビューできるとは思ってもいませんでした。今回は、僕がこのようなチャンスを頂きましたが、追々はヤマトもあるかもしれません。
――将来的にどんな歌い手になりたいですか?
ヤマト 2人で活動しながら、自身のキャラクターとしての側面も楽しんでもらえたらと思いますね。2人の原点は大好きな演歌や歌謡曲です。いま現在聴いている方々だけでなく、馴染みのない方々にも聴いてもらえるよう、微力ながら尽力していきたいです。
ヒカル ソロでの活動は有り難く、ワクワクしている半面、新たな挑戦という側面もあると思っています。個々がソロ活動を通じてレベルアップし、2人で活動する時には、よりパワーアップした姿を皆さんにお見せできればいいですね。
はやぶさ ヒカルとヤマトからなる歌謡グループ。2012年2月『ヨコハマ横恋慕』でデビュー。22年9月7日、ヒカルは大滝ひかる名義で『あの日の花吹雪』でソロデビュー。11月9日には東京・北とぴあつつじホールで『3人の歌仲間56 岩佐美咲 はやぶさ 辰巳ゆうと』開催
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