〝歌姫〟中森明菜が復活を自ら宣言。大きな注目が集まっているが、他方、早くも懸念材料も出てきている。「一体、裏に誰がいるのか」ということだ。
「明菜は8月30日、何の前触れもなくツイッターと公式サイトを開設。個人事務所V社を設立したことがスポーツ紙報道で判明しました。明菜が社長、監査役に弁護士A氏が就任とのことですが、A氏が仕切るかは不明。明菜はこれまで形式だけの事務所はあったものの、連絡先はなし。レコード会社U社が窓口ということになっていました。でもU社自体が、今回の事務所設立を知らなかったといいます。これはどういうことなのか、まだまだ疑問が多いのです」(音楽ライター)
明菜は今年、デビュー40周年の大きな節目。とはいえ、芸能プロにも所属していないフリー状態だ。
「大手芸能プロのトップでさえ、過去に『明菜だけは無理』『人脈が悪過ぎ』などと語っています。一方、明菜は個人商店ですが、大変な〝利権〟でもある。マネジメントさせてほしいという人間が無数に寄ってくる。明菜は常に自分で決定するので、優しい言葉を掛けられたりするとついつい受け入れてしまう。大方がタカリで、結局は仕事ができずにモメる。そしてまた新しい人間が寄ってくる、の繰り返しでした」(同・ライター)
NHKが動いているということは…
今回こそしっかりした人間がついたのだろうと思いたいが、形だけあった前事務所は放置のままで契約が切れたという。新事務所V社の設立には弁護士A氏のほか音楽関係者B氏、イベント関係者C氏、アミューズメント関係者D氏の名前も出ている。ちなみにパチンコ業界では明菜をモチーフにした遊技台も過去に製造されている。
「いずれの面々も、今回の明菜の復帰には直接関係ないとは言っています。ただ〝間接〟には関係もあるかもしれないし、真相は不明です」(同)
明菜の曲は現在U社とW社が発売。U社が新曲の販売元となっていて、W社はそれ以外の曲を扱っている。レコード会社が2つあることは、決して音楽業界では珍しいことではない。
「気になるのはU社との関係です。彼女は音源で莫大な収入を得ているので、レコード会社との関係は重要。今回、明菜の復帰をU社は直前まで知らなかった。根回しなどが気になります」(レコード会社関係者)
NHKは今年になって明菜の過去ライブをたびたび放送。大みそかの『第73回NHK紅白歌合戦』に内定したという話も出ている。
「NHKが動いているということは、いい方向にあるのかもしれません。でも前回、2014年に紅白にゲストで出たときは、その後に下降モードとなり、活動不明になりました。紅白が吉報になればいいのですが」(同・関係者)
まだまだ明菜は心配だ。
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