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松坂大輔、イチロー率いる『KOBE CHIBEN』電撃加入!“オリックス監督”就任の布石!?

松坂大輔
松坂大輔 (C)週刊実話Web

あのイチロー率いる草野球チーム「KOBE CHIBEN」に、昨年限りで現役を引退した元西武の松坂大輔が電撃加入し、「オリックスバファローズ監督就任の布石」との情報が流れている。イチローの監督辞退と進言で、今秋に〝松坂牛〟が誕生か!?

オリックスの宮内義彦オーナーは、2019年にメジャーリーグ(MLB)で現役を引退したマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローに対し、古巣オリックスの監督就任を要請し続けてきた。しかし先日、イチローがマリナーズの球団殿堂入りし、25年に米国野球殿堂入りの資格(引退後5年)を得ることから「日本での監督就任は現実的でない」と判断。次期監督の基本構想を転回した。

「米国野球殿堂はメジャーリーガー最大の名誉です。今年度、殿堂入りした元選手は、デビッド・オルティス(レッドソックス)ただ1人。あのバリー・ボンズ(サンフランシスコジャイアンツ)やロジャー・クレメンス(ヤンキース)ですら落選しました」(テレビ局・MLB担当)

レジェンドの野茂英雄や松井秀喜も果たしていない。イチローが選出されれば、アジア(日本を含む)出身では史上初めてとなる。

「30球団がそれぞれ独自に行う殿堂入りと違い、米野球殿堂入りは超難関。しかし、MLBリーグ記録のシーズン262安打、通算3089安打のイチローは初年度選出が確実と見られています。ただし、全米の記者投票で決めるため、米国内に居住してMLBに携わっているのと、日本に戻ってプロ野球監督を務めているのとでは、印象度がまるで変わります。それを考えれば、生活拠点を日本に移すのは、どんなに早くとも2025年以降となるのです」(同)

“ファミリー”の松坂を推挙

イチロー氏の側近によれば、宮内オーナーからマリナーズ球団殿堂入りの祝福連絡があった際、イチローは長年の監督オファーを丁重に辞退。代わりに、〝平成の怪物〟松坂大輔をオリックス監督に推挙したという。松坂の「KOBE CHIBEN」電撃加入は、イチローが宮内オーナーからあった監督オファーを松坂に振り替えるための布石とベンチ裏で囁かれているのは、そのためだ。

松坂の〝イチローファミリー・デビュー〟は、11月3日に東京ドームで行われる高校女子硬式野球選抜との試合。背番号18、「4番・遊撃」での出場が予定されている。昨年の同選抜との試合ではイチローが「9番・投手」でフル出場。17奪三振を奪って完封勝利したが、今年は松坂の引き立て役に回り、両者の強固な関係をアピールする。

「横浜高校出身の松坂は当初、次の横浜DeNA監督を思い描いていた。序盤の低迷で三浦大輔監督の勇退説が流れ、『松坂待望論』が浮上したからだ。ところが、6月末に流れが変わり、息を吹き返したベイスターズは本拠地・横浜スタジアムでの連勝記録を17まで伸ばし、最大で17.5ゲームあった首位ヤクルトとの差を一時は4に。現在も2位をキープし、客の入りも良好。今季で契約満了どころか、長期政権になる可能性が高まっている」(スポーツ紙・デスク)

一方、昨季は最下位だった古巣の西武も、今季は優勝争いを展開中。結果はどうあれ、こちらはシーズン終了後に松井稼頭央ヘッドコーチへのスイッチが決まっており、松坂の出番はない。そこに降って湧いたオリックス監督への誘い。異存はなく、話はとんとん拍子で進んでいる。

「松坂はオリックスのOBではないが、春夏の甲子園大会の優勝投手。関西でも知名度は抜群です。大阪は3年後の25年に万博を控え、大阪バファローズの優勝と御堂筋パレードを盛り上げの起爆剤にと期待しています。その象徴が『松坂牛』。日本ハム・新庄剛志監督の『ビッグボス』に負けないネーミングの妙を感じます。〝オリ姫〟たちは、確実に食い付くでしょう」(大手広告代理店・幹部)

イチローが松坂をリモート操作!?

現職の中嶋聡監督は昨季、2年連続最下位から25年ぶりのリーグ優勝を達成。山本由伸、宮城大弥の球界を代表する左右のエースや、主砲の吉田正尚などを育て上げた手腕への評価は高い。しかし山本が今年6月の西武戦でノーヒットノーランを達成が、高いチームのポテンシャルに人気が追いついておらず、宮内オーナーの不満はくすぶっているという。

「中嶋監督は西武時代に松坂とバッテリーを組んだ仲。当然、怪物出現の情報は入っているはず。そこで入閣させて2年後にバトンを譲る共存策を探ったが、『それでは松坂が捨て駒になる』とイチロー陣営が反発。親会社首脳から再来年オフに山本のポスティングシステムを使ったメジャー挑戦を認める方針をキャッチしていたからで、優勝のご褒美として1年契約で続投した中嶋監督の今季限りでの勇退はこれで決定的になった」(前出・デスク)

イチローはマリナーズ時代の年俸の一部を現役引退後に受け取る契約を結んでおり、61歳まで毎年5億円程度が入る計算だ。米国野球殿堂入りが決まるまでは米国を拠点にマリナーズの選手育成を続け、松坂牛をリモートで応援する。

山本がMLBに挑戦すれば、イチローが球団幹部を務めるマリナーズ移籍が最有力候補となる。自身が仲介する形で松坂をオリックスに送り込もうとしている狙いは、ここにある。

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