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香川照之を待つ“訴訟地獄”…出世枠「日曜劇場」も代役撮り直しで大損害

香川照之
香川照之 (C)週刊実話Web

銀座のクラブホステスへの「性加害」が報じられた俳優・香川照之の〝降板ドミノ〟が止まらない。

金曜日の司会を任されていた朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)に続き、同局の看板枠「日曜劇場」の新作からも外されたことが分かったのだ。

「山﨑賢人が主演する10月期の日曜劇場『アトムの童(こ)』にキャスティングされ、撮影も始まっていたそうですが、収録シーンはお蔵入りとなり、同局は代役を立てて撮り直すことが決定したそうです」(スポーツ紙記者)

日曜劇場は、2013年の堺雅人主演作『半沢直樹』で怪演が注目され、その後の大ブレークにつながった香川の〝出世枠〟。20年に放送された続編や、『集団左遷!!』『日本沈没-希望のひと-』など、香川が度々キャスティングされることで知られていた。

銀座で働けなくなったママの怒り

「8月末に『週刊新潮』がスクープした香川の問題は、3年前の出来事で被害女性とも和解していたため、同誌発売直後の『THE TIME,』で生謝罪することで幕引きになると思われたんですが、CMキャラクターを務めていたトヨタが激怒したことで潮目が変わった。他社も一斉に香川の悪行を暴いたことで大炎上。特に〝新潮砲〟で追撃された鬼の形相でクラブママの髪をわしづかみにした写真が致命的でした。しばらく香川を地上波で見ることはないでしょう」(同・記者)

現在放送中のテレビ朝日系ドラマ『六本木クラス』は、竹内涼真演じる主人公の敵役であるため、香川のシーンをカットすることができず、そのまま最終回まで出演予定だが…。

「同番組は、スピンオフ企画として同局の動画配信サービス・TELASAで撮影の裏側や出演者の秘話などを深堀りする『ウラ六本木クラス』を配信中ですが、こちらはさすがに降板したようです。NHKの『香川照之の昆虫すごいぜ!』シリーズやアニメ『インセクトランド』も放送中止になり、この勢いで展開していた子ども向けのアパレルブランドなども経営的に難しくなるでしょう。全番組、CMを降板し、違約金や損害賠償などを請求されれば、立ち行かなくなる」(広告代理店関係者)

さらに、〝銀座事件〟の当事者たちからも、改めて訴訟を起こされる恐れまであるというのだ。

「香川に髪をわしづかみにされたママは、ホステスへのセクハラを止めなかったという風評被害に悩まされ、夜の世界にいられなくなったそうですからね。ママは、香川に何度も『風評を打ち消してほしい』と懇願していたそうですが、断られたと『週刊新潮』が報じています。直接被害を受けたホステスも、改めて事件が報じられたことで精神的被害を訴え出るかもしれませんよ」(同・関係者)

日曜劇場で放った名ゼリフ『お、し、ま、い、DEATH!』が、自分の未来を暗示していたとは、香川本人も思っていなかったはずだ。

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