(画像)Mindscape studio/Shutterstock
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岸田政権に旧統一教会問題に続くピンチ!森喜朗元総理に『五輪汚職疑惑』浮上

東京地検特捜部が捜査を進めている東京オリンピック・パラリンピック疑惑は、ついに大会組織委員会の会長だった森喜朗元首相に飛び火する可能性も出てきた。口火を切ったのは産経新聞のスクープだった。


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「以前から自民党清和政策研究会(現・安倍派)の元会長である森元首相が、逮捕された連中と面会、会食したレベルの報道はあったが、現金が渡っていたという話は初めてです。事実なら2030年の札幌冬季五輪誘致に動き出した地元や関係者に水を差す重大案件です。もっとも、森元首相サイドは否定しています」(五輪組織委関係者)


五輪汚職事件を巡って東京地検特捜部は8月17日、大会組織委員会元理事で元電通専務の高橋治之容疑者を受託収賄容疑、紳士服大手のAOKIホールディングスの青木拡憲前会長らを贈賄容疑で逮捕した。


「高橋容疑者がAOKI側の依頼で、当時の組織委会長の森元首相を紹介し、会食していたことは捜査の過程でも明らかになっていた。森元首相が一連の疑惑に深く関与していたのかどうかが、今後の捜査の焦点となってくる」(社会部記者)

金額が一桁が小さいのでは…

青木容疑者は、森元首相に「がん治療のお見舞い金として200万円手渡した」と供述していると報じられているが、

「私のところに入ってきた情報によれば、青木氏側は森元首相や高橋元理事と会った際のやり取りを密かに録音していたという。特捜部はAOKIサイドのガサ入れで、証拠のブツを押収しているようです。カギは本当に金銭授受があったのか、あったのなら200万円の趣旨は。組織委会長は『みなし公務員』だから、五輪絡みで便宜を図ったなら収賄罪を問われる可能性がある。ただ、森元首相に対する贈賄であるならば、金額が一桁小さい気がします」(検察OB)


自民党関係者が懸念する。


「安倍晋三元首相の国葬と安倍派所属議員が一番多い旧統一教会問題で、岸田政権は劣勢に立たされている。もし、五輪汚職が政界疑獄事件に発展すれば、岸田政権の瓦解につながる」


安倍元首相の呪いか。