女優で映画監督の水井真希氏が、映画監督の西村喜廣氏を告発し、映画ファンをザワつかせている。
十代の頃から園子温監督のアシスタントとして働き、『奇妙なサーカス』の現場以降西村喜廣氏(以下、氏は彼を指します)の元に移りました
当時、氏が代表を務める「西村映造」は有限会社ではなく、個人事業の屋号でした
そこから1年、私はノーギャラで特殊メイク・造型のアトリエで働きました— 水井真希 (@mmizui) August 30, 2022
8月30日、水井氏はツイッターで次のようにつぶやき始めた。
《十代の頃から園子温監督のアシスタントとして働き、『奇妙なサーカス』の現場以降西村喜廣氏(以下、氏は彼を指します)の元に移りました 当時、氏が代表を務める「西村映造」は有限会社ではなく、個人事業の屋号でした そこから1年、私はノーギャラで特殊メイク・造型のアトリエで働きました》
続けて、「アトリエではミスに対する体罰(拳骨)は至極普通の事でした 有限会社化に伴い、私の月給は5万円になりました 各種保険なし、交通費なし 実家暮らしでしたが生活がままならないので、夜はキャバクラ等でバイトしていました この頃から、氏と私(未成年)は肉体関係を持つ様になりました(合意の上です)」と告白。
長年、西村氏から数々の肉体的、精神的、金銭的ハラスメントを受けていたことを連続でツイートし、肉体関係も同氏の妻が〝公認〟していたと明かしているのだ。
さらに、西村氏の会社のチーフからいじめを受けて自殺未遂したことまでつづっている。
「水井の投稿は14回にわたり、西村氏が水井さんの他にも多数の女性と肉体関係を持っていたなどと暴露。水井さんの体が拒否反応を示しても、唾液を使って無理やり行為に及ぶなど、直視できない内容でした」(スポーツ紙記者)
プロデュースした映画で大炎上
もちろん、現状では水井氏の一方的な主張で真偽のほどは定かではないが、こうしたツイートをするに至った経緯も水井氏は説明していた。
「氏による強制性交被害に遭った19歳少女からの相談を受け、今回の告発準備に至りました 彼女は、氏と園子温とT(※女優名=水井氏のツイートでは実名)の三角関係に巻き込まれ、Tからのいじめ、業界内で干される被害にも遭っています それ以外にも氏からのセクハラ、枕強要被害者が大勢おり、裏付けを進めています」
西村氏は、映画『シン・ゴジラ』や『進撃の巨人』で特殊造形に携わっていたほか、自身がプロデュースした映画『ヘドローバ』(小林勇貴監督)をめぐって批判が殺到した人物だ。
「問題になった『ヘドローバ』では、元プロ格闘家の一ノ瀬ワタルが子役を本気で平手打ち。子役が泣きながら朦朧とするシーンについて批判されると、『今の喧嘩のヤツはマジでやるってこと。若い子なんで。それに対して少しはリアルさを出さないと、あの表情が出なかったんじゃないかと思います』などと反論し、小林監督とともに大炎上したばかりでした。暴力を肯定するかのような発言をしていたわけですから、映画界も水井さんの告発をスルーはできないでしょう」(映画ライター)
ネットには西村氏を非難する声が殺到している。
《この一連のスレッド、地獄のような内容があまりにも怖すぎる。なんでここまで人に対して酷い扱いが出来るのか不思議でならない。西村氏のような人が映像業界にいると思うとぞっとする》
《妻がどうして愛人たちや不貞行為を黙認してんのかなと思ってたらそういうことか…地獄だな》
《西村喜廣って誰かと思ってググったら、あの少年をリンチした映画が炎上したプロデューサーか。納得したわ》
少なくとも、西村氏には説明責任があると言えそうだ。
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