明治神宮野球場(C)週刊実話Web
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松井秀喜氏に野球ファン辛辣…ヤクルト村上宗隆が“シン・ゴジラ”過ぎる!

東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手が驚異的な快進撃を続けている。その一方、同じ左打ちの背番号55にして、これまで「21世紀最強の左スラッガー」と名高かった〝ゴジラ〟こと松井秀喜氏の実績が、まさに〝遠い日の花火〟となりつつあるようだ。


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今シーズンの村上選手は打ちに打ちまくり、9月5日現在で打率.341、51本、125打点と大暴れ。日本人選手としては松井氏以来、実に20年ぶりの50本塁打を達成し、松井氏が惜しくも果たせなかった三冠王もほぼ確実に獲得する勢いだ。


「若くから活躍した高卒スラッガーといえば松井氏、清原和博氏、王貞治氏らが代表ですが、左打ち、背番号55といった共通点から、村上選手は松井氏とよく比較されます。しかし、松井氏が28歳で達成した50本塁打を6歳も若く上回り、王氏すら越えて史上最年少のシーズン50号・通算150号記録を塗り替えたのですから、もはや村上選手の方が圧倒的に上。松井氏が最後までつかめなかった三冠王を獲得すれば、松井氏のファンだって反論はできないでしょう」(スポーツ紙記者)


実際、松井氏の成績を見てみると、村上選手とは比較にならないことが浮き彫りになってくる。


「松井氏のルーキーイヤーはわずか57試合の出場ながら、高卒新人では異例の二桁11本塁打と、同じく1年目で6試合1本の村上選手に完勝。しかし、2、3年目はともに20本ほどで、30本は4年目、100打点は5年目にようやく達成。一方、村上選手は2年目に早くも36本を放ち、100打点も4年目にクリアしている。松井氏は40本以上打ったのも7年目がやっとで、今年5年目で到達した村上選手の足下にも及ばない。結局のところ、日本最終年に記録した50本塁打のインパクトが強いだけでしたが、そのアイデンティティーも村上選手に塗り替えられてしまいました」(同・記者)

「松井が国民栄誉賞とかもはやギャグだよね」

このことについて、野球ファンは辛らつ。ネット上には、
《松井さんが持ち上げられていた時代って何だったんだろうなあ》

《メジャーの30本も大谷が2年連続で打っちゃったしね…しかも二刀流だよw》


《松井は引っ張りがメインだったけど村上はもうどこでも打てる》


《松井が国民栄誉賞とかもはやギャグだよね》


《村上見てると松井なんかを凄いホームランバッターだと思っていた幼少期が恥ずかしい》


《昔の飛ぶボール時代で50本が最高の松井とかショボ過ぎ》
などといった意見が確認できる。村上選手、あるいは米MLBで大活躍中の大谷翔平選手という〝本物〟を目の当たりにし、今思えば松井氏は〝大したことなかった〟などと目を覚ましているのだ。

「松井氏が過大評価だったかどうかはさまざまな意見があるようですが、国民的人気があったころの巨人に属していたからこそ、各メディアで実力以上に持ち上げられていたところはあったでしょう。当事は今より野球のレベルも低いですし、スラッガーとしては村上選手はおろか埼玉西武ライオンズの中村剛也選手、山川穂高選手にも及ばないともっぱら。同年代で見ても、広い球場やレベルの高いパ・リーグで同じくらい打っていた松中信彦氏の方が秀でていましたね」(野球ライター)


何はともあれ、松井氏の二つ名がゴジラなら、それを越える村上選手は真のゴジラ『シン・ゴジラ』と言っていいかも!?