ビッグボスこと新庄剛志監督が今シーズンから指揮を執っているプロ野球・北海道日本ハムファイターズが、〝想定通り〟今年は最下位に沈みそうだ。
「ビッグボスは開幕前から、今年は『優勝する気はない』と公言し、選手たちの育成に力を入れている。おかげで選手たちのモチベーションも一気に高まり、高校時代はスターだったがプロ入り後にくすぶっていた清宮幸太郎や吉田輝星の才能も開花し始めている」(プロ野球担当記者)
日本ハムは来年、本拠地を現在の札幌ドームから、同じ札幌市内にある「ES CON FIELD HOKKAIDO」に移転する予定。観客動員が大幅にアップすることも確実視されており、〝本拠地移転元年〟に、2016年以来の日本一を狙うには「いい流れになっている」(同・記者)というのだ。
現役ラストイヤーは古巣で
さらなる〝秘策〟も、水面下で準備が進んでいるという。
「現在の戦力に加え、目玉となるような選手が1人はほしい。そこで、大物大リーガーが、その目玉になる可能性があるんです」(球界関係者)
どうやら球団は、2011年まで日本ハムに所属していたダルビッシュ有投手の獲得に動いているようだ。
「ダルビッシュは、18年にカブスと結んだ6年1億2600万ドル(約166億3000万円)の契約を引き継ぐ形で、パドレスにトレードされている。その契約が切れる23年オフに引退をすることをほのめかしていたが、自身のキャリア最後になるかもしれないシーズンと古巣の記念すべき年が重なるとなれば、年俸に関係なく帰国してプレーするのではないかと言われ始めているんです」(同・関係者)
若い頃は、かなり〝やんちゃ〟だったダルビッシュも、渡米後はストイックになり、帰国してチームに加われば、若い選手たちのお手本になることも間違いない。
「野球理論も確立しているだけに、監督やコーチ向きかもしれませんね。来季でビッグボスが退任し、そのままダルビッシュに監督の座をバトンタッチするという仰天の〝黄金リレー〟までありそうです」(同・関係者)
日ハムファンにとっては夢のような話だ。
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