国民的アイドルグループ『SMAP』（木村拓哉・中居正広・稲垣吾郎・香取慎吾・草彅剛）に、再結成の話が持ち上がっている。もっとも、再結成の話は過去に幾度となく浮上しては消えるの繰り返し。2020年にはフジテレビであと一歩というところまで話が進んだものの、最後の最後で空中分解してしまった。

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「一番の原因はメンバーの香取がどうしても首を縦に振らないこと。木村に対する、わだかまりがいまだに解けていないんです。また、木村が所属するジャニーズ事務所も最終的にOKを出さなかった」（制作会社幹部）

そうした中、なぜ突然、SMAP再結成の話が持ち上がったのか？　話が大きく前進するようになったのが、7月30日に放送された『第11回　明石家紅白！』（NHK）。香取を歌手としてゲストに迎え、明石家さんまと7年ぶりのトークが実現したのだ。

「香取は、さんまとは以前から顔見知りだったが、最初は木村とさんまが仲がいいことを警戒していたようです。しかし、番組収録後に食事に誘われ話しているうちに、以前のように信頼関係が構築できたようです。今ではLINEで頻繁に連絡を取っているほど密だそうですよ」（制作関係者）

『SMAP』のために一肌脱いだ“さんま”

なんと、テレビ界に隠然たる力を誇示するさんまが一肌脱いだというわけだ。懸案だったジャニーズサイドも、SMAPの再結成には以前のように頑な態度は示していないという。

「コロナ禍でコンサートなどの売り上げが激減し、台所事情は厳しい。SMAP再結成となればダウンロード数が一気に増え、版権ビジネスとして数十億円規模に膨れ上がるわけです。また、この時代にジャニーズを去ったメンバーをあからさまに妨害などできません。だったらビジネスライクな立場で前向きに話し合おうというわけです」（事情通）

問題は、再結成を放送するテレビ局の選択だ。

「フジだと、日本テレビやテレビ朝日に示しがつかない。やはり中道という点で、NHKが有力視されています」（編成幹部）

再結成のお披露目は、『紅白歌合戦』か、それとも『明石家紅白！』!?