8月27日から28日にかけて、日本テレビ系で放送された『24時間テレビ』の平均世帯視聴率が13.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だったことが分かった。
前年より1.8ポイントのアップで、メインパーソナリティーを務めた『嵐』の二宮和也を中心としたYouTubeのジャニーズユニット『ジャにのちゃんねる』のメンバーも、まずはホッと胸をなで下ろしているはずだ。
しかし、番組内では〝ジャニーズ忖度〟が随所に見られ、物議も醸している。
「今回は、『ジャにのちゃんねる』のメンバーがメインということもあり、過去のジャニーズタレントの映像がたくさん使用されました。しかし、名前が紹介されなかったり、本来はいるはずの人物が不自然に消されていたりしたことで、ファンがザワついているのです」(スポーツ紙記者)
ドラマ紹介で不自然な編集
あからさまに〝消されて〟いたのは、山下智久と赤西仁だ。
「赤西は、日本テレビ系の大ヒットドラマ『ごくせん』の主要キャラでしたが、存在を消されていましたね。山下も、『野ブタ。をプロデュース』のドラマ紹介で、まるで出演していなかったかのような不自然な編集が見受けられました。その劇中歌で亀梨和也と組んだユニット・修二と彰の『青春アミーゴ』を紹介する際もスルーされる徹底ぶり。薬物で逮捕された田中聖や田口淳之介ならまだしも、なぜここまで2人の存在を〝なかったもの〟として扱うのかと、ファンが激怒しているんです」(同・記者)
当然、元SMAPメンバーで『新しい地図』として活動している3人も…。
「SMAPの楽曲を使用する際も、原則として木村拓哉さんと中居正広さん以外のメンバーの映像は使用NGとなっていたようです。使用するにしても極力短くするなどの苦労もあったようですね。日本テレビさんとしても、今回はジャニーズ頼りの構成でしたから、従うしかなかったんでしょう。局にも、ファンから苦情の電話やメールも来ているみたいですが、説明が難しく、対応に苦慮していたようです」(他局のスタッフ)
とはいえ、『ジャにのちゃんねる』のメンバーたちは高く評価されているという。
「多忙な二宮さんは、ほとんど寝ていない状態で24時間テレビに突入したようです。それでも疲れを見せずにゲストのタレントさんたちにも頭を下げて番組を盛り上げていましたからね。緊張している一般の出演者にも、率先して駆け寄って声をかけていた。二宮さんや『ジャにのちゃんねる』のメンバーたちには、SNSでも労いの言葉が殺到していますよ」(同・スタッフ)
結果的に〝ジャニーズが日テレを救う〟24時間になったようだ。
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