黒木瞳 (C)週刊実話Web
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黒木瞳「監督作品」ことごとく大コケ…それでも監督業にしがみつく理由

監督として映画を2本撮ったものの、興行的に大コケし、作品自体も酷評されている女優の黒木瞳が、3作目となる短編映画『線香花火』を、北海道夕張市で開かれた『第32回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022』で上映。関係者をあきれさせている。


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黒木の初監督作品は、自身の主演ドラマを映画化した『嫌な女』(2016年公開)。当時、勢いに乗っていた吉田羊が木村佳乃とW主演。大手の松竹から配給された。


第2作は『十二単衣を着た悪魔』(20年公開)で、当は売れっ子だった伊藤健太郎の映画初主演作だった。


「初監督作の『嫌な女』では、演技派の吉田に対し、黒木監督が演技指導したことで現場が最低な空気に。2人は終始バチバチで、それが作品にも反映されて軒並み低評価を食らい、興行収入も6000万円ほどと惨敗。それでも懲りずに2作目を撮ったが、今度は公開直前に伊藤がひき逃げ事故を起こして逮捕されてしまう不運に見舞われ、こちらも大コケでした」(映画ライター)

スポンサーにも見捨てられ…

監督作に自身が出演しない理由を聞かれた黒木は、「私、あんまり器用ではないので。無理だと思います」と答えていたが、映画業界の関係者は手厳しい。

「監督業すらまともにこなせないのに、自分が出演して演技までできるはずがない。今回の『線香花火』も、コンペ部門への出品ではなく、〝特別上映〟されただけで終わっていることが全てを物語っています」


関係者の間では、「まだ監督業への未練があるのか」と驚かれているそうだ。


「過去の2作は、黒木と故郷が近い大手企業グループが出資していたから製作できたが、あまりにも黒木の映画が当たらないので、さすがに見捨てたんでしょう。今回の出演者を見ても、予算がないのかはバレバレ。今後は、監督ができたとしても〝自主制作レベル〟の作品止まりになる」(同・関係者)


女優としてのオファーが年々減っている黒木は、「映画監督」という肩書にしがみつきたいだけなのかもしれない。