(画像)Roman Samborskyi / shutterstock
(画像)Roman Samborskyi / shutterstock

ヘアヌードのギャラまで貢いだ美人歌手も!旧統一教会より恐ろしい芸能界“洗脳地獄”

安倍首相暗殺事件の発生以降、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の問題が再びクローズアップされ、政治と宗教の問題や、桜田淳子の名前とともに芸能界との深いつながりも盛んに報じられている。


「もともと浮き沈みの激しい芸能界では、宗教や占い師といった界隈に近づくことも多く、ハマり込んだ揚げ句、桜田淳子のように多額のカネや仕事を失うケースが後を絶たない」(スポーツ紙記者)


【関連】元オセロ・中島知子、過去の不倫疑惑はスルー!? 洗脳騒動の真相告白で“完全復活” ほか新体操で活躍し、統一教会の「合同結婚式」にも参加した山崎浩子さんが、家族らの説得を受けて脱会した際、記者会見で使った〝マインドコントロール〟や、オウム真理教の事件で注目された〝洗脳〟という言葉は、今や一般的にも使用されている。

「化け物アゴ男!」

こうした「宗教団体」や「個人の占い師」に〝洗脳〟された過去を持つ芸能人たちは、驚くほど多い。

ワイドショーで連日報道されたのが、オセロの中島知子。女性占い師と同居し、さんざん貢いだ結果、自宅と個人事務所の家賃滞納で訴えられた。もともとコンビの松嶋尚美との不仲に悩んでいたとされるが、中島は所属する松竹芸能との契約も解除されてしまった。


X JAPAN のToshIがハマったのは、音楽プロデューサーが主催する「自己啓発セミナー」だった。


元妻の勧めでセミナーに参加したToshIは、会員たちから「化け物アゴ男!」などと罵倒され続け、正常な判断能力を失っていった。セミナーの広告塔としての役割も担わされ、12年間にわたって信じ続けた結果、それまでの音楽活動で稼いだ10億円以上を失い、3億円近い負債を抱えて自己破産するという悲惨な結末に。


昭和を代表する大女優・佐久間良子も、ToshIと同じく広告塔として利用され、信者から巨額の損害賠償請求を起こされている。


「歌手の辺見マリは『拝み屋』を称する女性に入れ込み、13年間にわたって〝洗脳地獄〟を経験しています。すでに歌手としては人気が下降気味だった辺見は、『拝み屋』の思いつきでヘビと絡む衝撃的なヘアヌード写真集まで出版し、そのギャラも全て貢いだ。自宅も売却し、総額5億円近い被害に遭い、娘の辺見えみりは『お母さんじゃなくなっちゃった』と嘆いた」(前出・スポーツ紙記者)


直近では、元TBSアナウンサーでタレントの小林麻耶(現・國光真耶)も、整体師の夫に「洗脳されている」と騒がれた。


「妹の小林麻央さんの夫で、麻耶にとっては義弟にあたる市川海老蔵も〝謎の呪術師〟を連れ回していると報じられています。局アナとして、新興宗教の問題なども報じてきたはずの麻耶が、夫の〝思想〟にハマったのは驚きでした。最愛の妹さんを亡くしたショックで、そうしたヒーリングなどに救いを求めた気持ちは痛いほど分かりますが、誰でも心の隙間に入り込まれる恐れがあるということを証明しているケースと言えそうです」(同・記者)


「私は大丈夫」と思っている人ほど危ないと言われる〝洗脳〟問題。「明日は我が身」と考えて、怪しい人物や団体に付け入る隙を与えないよう心がけた方がよさそうだ。