島田陽子さん (C)週刊実話Web
島田陽子さん (C)週刊実話Web

“孤独死”した女性芸能人たちの衝撃の晩年「薬物中毒死」を疑われたタレントも

7月25日に69歳で死去した女優の島田陽子さんは、2人いる妹さんたちと疎遠で、しばらく遺体の引き取り手が決まらず、「無縁仏」になるかもしれないと報じられた。


実は、生前まばゆい光を浴びた芸能人たちの中には、誰にも看取られることもなく、ひっそりと〝孤独死〟した例も少なくない。


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最も衝撃的に報じられたのは大原麗子さんだろう。2009年8月、連絡が取れないことを不審に思った実弟らが自宅で死亡しているのを発見。まだ62歳で、死因は不整脈による脳内出血と診断された。


「改めて説明するまでもなく、日本を代表する大女優でしたが、長年、難病のギラン・バレー症候群に悩まされ、それも原因のひとつでうつ病なども発症。晩年は女優としての仕事もほとんどなく、俳優仲間や友人たちとも距離を置いていたようです」(芸能記者)

「クスリを飲んでおかしくなっちゃった」

この前年のクリスマスイブには、セクシー女優からタレントに転身し、一世を風靡した飯島愛さんが都内の自宅マンションで亡くなっているのが発見された。36歳という若さで死因は「肺炎」。死後約1週間が経っていた。

「自伝的な小説『プラトニック・セックス』がベストセラーになり、ドラマや映画化されるなど、タレントのみならず文化人的な扱いも受けた飯島さんでしたが、07年3月に腎臓病の悪化を理由に芸能界を引退。その後、渋谷署に『私、クスリを飲んでおかしくなっちゃった』と駆け込み、薬物検査を受けるなどの奇行も報じられていた」(同・記者)


このため、遺体発見時には「薬物中毒死」や「他殺説」まで飛び交ったが、結果はシロで病死と判断されたのだ。


モデル時代に出演した「しば漬け食べたい」というCMでブレーク。1987年に『CNNヘッドライン』(テレビ朝日系)のニュースキャスターに起用され、テレビ番組の司会や女優として活躍した山口美江さんも、51歳で〝孤独死〟している。


「重度のアルツハイマー病を抱えた父親の介護のため、徐々に仕事を減らした山口さんは、横浜市内に輸入雑貨店をオープンし、犬2匹と静かに暮らしていました。タレント時代は、体重が増えやすい体質に悩み、過度なダイエットで体調を崩したり、拒食や過食症も報じられていましたからね。死因は心不全とされていますが、こうしたダメージが蓄積していたのかもしれません」(同・記者)


島田陽子さんは、自身が代表取締役を務めていた芸能プロダクションのマネジャーだけに看取られ、病院で亡くなったという。彼女のケースは〝孤独死〟とは呼べないが、海外でも認められた「国際女優」としては、寂しい晩年だったと言わざるを得ない。