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池江璃花子に魔手迫る!? 東京五輪“強行”駆け引き材料懸念…

池江璃花子
池江璃花子(C)週刊実話Web

東京五輪に出たい!

白血病を完全克服した競泳女子の池江璃花子が、本格的な代表復帰に向けて動き始めた。

「2021年の競泳界は池江が主役ということになるでしょう。たとえ競技に関心がなくても、彼女に好感を持つ人はたくさんいます。ましてや競泳は、瀬戸大也の不倫騒動でイメージダウンしており、彼女の復帰は大歓迎でしょう」(テレビ局スポーツ部員)

池江は昨年8月に開催された東京都特別大会で、復帰への第一歩を踏み出し、594日ぶりに実戦レースへの参加を果たした。50メートル自由形のタイムは26秒32。池江の実力からすれば平凡だが、10月の日本学生選手権(インカレ)決勝では25秒62とタイムを伸ばしており、現段階では決して不満足な数字ではない。

東京五輪前に設定されていた同種目の「派遣標準記録」は24秒46。今後、順調に練習を積んでいけば、何とかクリアできそうだ。

「当初は東京五輪ではなく、2024年のパリ五輪を目指すと語っていました。ところが10月24日、五輪本番の会場となる『東京アクアティクスセンター』の完成披露式典に参加し、はやる気持ちを抑えられなくなったそうです」(スポーツ協会担当記者)

池江璃花子が“政治利用”される!?

しかし、心配する声もある。12月6日に決勝が行われた日本選手権では、参加標準記録をクリアしていたにもかかわらず、出場を見送っているのだ。気持ちはともかく、体力面ではまだ100%ではないのだろう。

それに加えて、ネガティブな情報も聞かれた。

「池江が五輪復帰を目指すと決まり、競泳への注目度が再び高まってきました。現在のところ東京五輪は、猛威を振るい始めた新型コロナウイルスの影響で、さすがに『中止すべき』の声も増えている。今年の上半期に最終的な結論が出るでしょうが、政治的な駆け引きの材料として、池江が利用されなければいいのですが…」(同・記者)

まずは、4月開幕の日本選手権で好タイムを出すことだが、本来、スポーツと政治は別物であるべきだ。

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