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2021年は「〇〇周年」節目の大企業が目白押し!“生命力”に学べ

Syda Productions / Shutterstock

世界中が新型コロナウイルスに振り回され、各企業とも散々だった2020年。新年あらたまった今、過ぎた年は潔く送って、2021年を温かく迎えたいものだ。

そんな今年に節目を迎える企業が、国内にはかなりある。帝国データバンクが発表したリポート「2021年に周年を迎える企業」を見ると、そうそうたる顔ぶれが並んでいる。

リポートによると、今年に節目を迎える企業は、全国で13万9296社、創業100周年を迎える企業も3696社あるそうだ。

その中から有名企業をピックアップしてみると、独立系百貨店としては最大手の髙島屋が190周年、「ゴホンと言えば」のCMでおなじみの龍角散が150周年、世界的な時計メーカーのセイコーホールディングスが140周年を迎える。

さらに、魚肉ソーセージで有名な水産加工食品製造業者の日本水産、ガス機器製造のパロマが110周年、総合電機メーカーの三菱電機、オロナミンCやポカリスエットなどの大塚製薬、建設機械の小松製作所が100周年、世界のタイヤ市場で売上高ナンバーワンを誇るブリヂストンが90周年と、名だたる企業が並ぶ。

2021年はコロナ後の“ニューノーマル時代”

周年の節目を迎える企業の事業内容を眺めていくと、時代ごとのビジネスムーブメントを感じることができる。いつの時代も嗅覚が鋭いビジネスマンが野心を抱き、時代の一歩先を見据えて起業しているのだ。

そして、企業の寿命は30年などと言われる中、現在まで生き残っている企業は常にチャレンジを惜しまず、新しいサービスを提供し続けていることも共通項だ。

21年はコロナ後の〝ニューノーマル(新常態・新常識)時代〟とも言われている。そんな年に節目を迎える企業の動きに注目してみると、この先の10年が見えてくるかもしれない。

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