活動を休止している『嵐』のリーダー・大野智の周辺が騒がしい。大野が「南の島」に飲食店をオープンすると『女性自身』がスクープし、その後、『女性セブン』が後追い記事を掲載して話題になっているのだ。

「セブンでは、南の島を〝宮古島〟と断定。さらに、飲食店の実態は近々オープンするリゾートホテルだと報じ、特定ができるような報道だったんです。大野の資金管理を行っているビジネスパートナーのA氏についても言及しています」（スポーツ紙記者）

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そんな『女性セブン』には、大野のスクープ記事を掲載しながらも、巻頭ではジャニーズ事務所に所属する『KinKi Kids』のライブレポートと『Kin＆Prince』のメンバーである永瀬廉のインタビュー記事を掲載しているのである。

芸能関係者でなくても〝違和感〟のあるスクープ記事に見えるだろう。

ジャニーズ事務所の焦り

「よほどの事件などを起こした場合は別ですが、今回の大野のようなスクープ記事を掲載している週刊誌で、同じジャニーズ事務所の所属タレントのインタビューが掲載されるのはありえない話です。過去には、ジャニーズ事務所がライバル視しているタレントを掲載しただけで激怒し、以後の出演オファーを断るという騒動も起こっているほど。それくらいジャニーズは、掲載される他のページまで細かくチェックしています。そう考えれば、今回の『女性自身』も『女性セブン』も、ジャニーズ事務所からが〝黙認〟して記事を掲載していると考えられます」（同・記者）

芸能活動を休止している大野を巡る奇妙なスクープ報道の裏には、さまざまな駆け引きがありそうだ。

「ジャニーズ事務所は、今でも多大な利益を上げている『嵐』を、グループとして早期に再開させたい。しかし、大野はすでに芸能界への興味がなくなり、最近では『嵐』のメンバーや一部の幹部としか連絡も取れない状況。そんな中、宮古島でのリゾートホテル開発の情報が入り、ジャニーズ事務所は相当焦っているのではないか」（芸能プロ関係者）

大野はA氏に全幅の信頼を置いていて、今回のホテルにもかなりの資金を投入しているという。このホテルや、A氏と展開している不動産事業が成功すれば、大野が芸能界に復帰する可能性はゼロになる。

「そこで、ジャニーズ事務所の関係者が、A氏に不利な情報を流し始めているんじゃないか。実際、『女性セブン』では、このホテル事業を〝どこかきな臭い〟と報じている。コロナ禍が明ければ、ホテル事業は儲かる可能性が高い。なんとか、大野とA氏の関係を悪化させるネタを、女性週刊誌を使って仕掛けているという見方が濃厚だ」（同・関係者）

『嵐』復活のカギを握っている大野に関する「情報戦」の方が、よほど〝きな臭い〟と言えそうだ。