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『相棒』亀山薫(寺脇康文)は警察官に“復職”できない!? 14年のブランクがネック

水谷豊、寺脇康文
水谷豊、寺脇康文 (C)週刊実話Web

水谷豊主演の国民的人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)の「season21」(10月スタート)の撮影が進んでいる。

今回は、水谷演じる杉下右京の「初代相棒」亀山薫役で寺脇康文が14年ぶりにカムバック。大きな話題を呼んでいる。

「現場に現れた寺脇を見て、水谷は『おー、亀山くん!』と喜び、笑顔で肩を抱き寄せたそうです。その場にいる全員から温かい拍手と『おかえりなさい』の声がかけられる中、撮影がスタート。劇中でも、右京と薫が再会すると重要なシーンから始動した」(スポーツ紙記者)

亀山は、凡ミスから特命係に左遷された捜査一課の元刑事。熱血漢で、論理的な右京とぶつかりながらも信頼関係を築いた。

しかし、2008年の「season7」の第9話で、突如降板。高校時代の友人の死をきっかけに、遺志を継いで不正が横行する南アジアの小国・サルウィンに移住したという設定だった。

移住した「小国」を代表する役柄か?

そこで気になるのは、今シーズンの寺脇の〝職種〟だ。

警視庁の警察官として勤務した年数が5年以上で、「退職して10年以内」「59歳以下」などの条件を満たしていれば、〝再採用試験〟を受けることも可能だというが…。

「現実と同じ設定にするなら、退職から14年経過している亀山は警視庁に戻れない。ドラマの熱烈なファンたちの間では、亀山が調査会社のようなものを設立して、探偵のような役柄で外部から右京をバックアップするんじゃないかとか、あらゆる予想が飛び交っています」(同・記者)

『相棒』のスタッフは、水谷への忠誠心から「情報漏えいしない」ことで知られ、ドラマの放送直前まで亀山の設定は伏せられるはずだが、〝ヒント〟はあるという。

「公開された2ショット写真を見ると、水谷はいつものスーツにネクタイ姿。それに対して寺脇は、〝国旗のような模様のたすき〟を掛けたフォーマルな衣装を着用しているんです。移住したサルウィンを代表して来日し、両国が関わる大きな事件に絡むストーリーが用意されているのかもしれませんね」(同・記者)

国民的人気ドラマの『相棒』も、近年はマンネリが指摘され、視聴率もダウン。水谷の高齢化もあって、シリーズ存続すら危ぶまれている。

寺脇の復帰によって、今回のシーズンは高視聴率が期待されているが、果たしてどんな役柄になるのか。今から楽しみだ。

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