テレビ朝日系の看板ドラマ『相棒』の新シリーズ放送が待ち遠しい中、少々気になる情報が浮上してきた。警視庁鑑識課の〝米沢さん〟役を演じた六角精児の出演が危ぶまれているというのだ。
「周知の通り、来たる10月より始まるseason21は初代相棒を演じた寺脇康文(亀山薫役)が電撃復帰。これには相棒ファンも歓迎ムードです。相棒人気を築いたのは水谷豊演じる杉下右京はもちろんですが、亀山の存在も大きい。杉下は常に冷静沈着。一方、亀山は大ざっぱでカッとなりやすく、猪突猛進の典型。その分、熱血漢であることが共感を得た。右京との対比で、ファンの間でも〝相棒亀山〟が一番とする評価は間違いなくあります」(テレビ雑誌編集者)
二代目相棒を演じた及川光博(神戸尊役)は、過去の作品からもseason21以降もゲストで出ることは確実。引退状態の三代目相棒・成宮寛貴(甲斐亨役)も、芸能界復帰に向けて今、出演交渉中だとされる。そんな中、意外に出番が見えないのが米沢守役の六角だ。
「本人が出演を望んでいないという話すらあります。鑑識課という他部署でありながら特命係の右京に協力し、抜群の存在感を示した。金太郎カットのような独特ヘアスタイルが特徴。脇役でもいい味を出していました。でも、ドラマの中だけの協力姿勢です」(同・編集者)
長い“拘束”を嫌がる六角…
六角は単発ドラマ時代から出ており、2016年のseason14でレギュラー降板。ドラマでは鑑識課から警察学校の教官に異動した形になっている。Season14、15ではゲストで出演したものの、単話だけ。今年放送のseason20では4年4カ月ぶりに出演、これも単発ゲストだった。
「知られた話ですが、六角は水谷が降ろしたのではなく、六角自身が降板を申し入れ、レギュラーキャストから消えた。六角は後年、ドラマで半年間の拘束は『やりたいことができない』とトーク番組で語っています。鉄道マニアで遠出ができないのが嫌だったことも明かしています。また、競輪好きで全国の競輪場を回るほどのギャンブル狂です」(同)
俳優としても売れっ子だ。今年だけでもドラマ『鉄オタ道子、2万キロ』(テレビ東京系)にレギュラー出演。他は単発で5作出ている。
「相棒レギュラーの可能性は、ほぼなし。せめて1回、2回出るかどうか。積極的な出演は絶望的です」(同)
米沢さんの動向が気になるところだ。
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