(画像)Shopping King Louie/Shutterstock
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下着の中に手を入れて「検温」!? 『すき家』鬼畜社員の“セクハラ面接”

8月10日、牛丼チェーン店「すき家」の社員だった男が準強制わいせつ容疑で逮捕された。


逮捕されたのは、千葉市稲毛区の「すき家」16号千葉長沼店に勤務していた山本将寛容疑者(41)。今年6月20日夜、近所に住む51歳の女性が同店に食事に訪れたところ、店の夜間責任者だった山本容疑者が「人が足りないので、お店でアルバイトをしてくれないか?」と切り出したという。


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「女性が応じ、翌21日の午後8時ごろに面接に出向いたところ、山本容疑者が〝検温〟などと称して更衣室に招き入れた。そこで、山本容疑者は女性の下着の中に手を入れて体を触り始めたというのです」(事件ライター)


その際、体温計なども使用しておらず、代わりに山本容疑者は〝あるもの〟を用意していた。


《検温と心音を測る際に、下着の中から実施します。この行為はセクハラではありません》などと書かれた書面だった。女性はその場で「同意」したが、数日後に「おかしい」と感じ、他の従業員に相談。事件が発覚したのである。

女性客に睡眠薬を飲ませて性的暴行

事件ライターが続ける。

「こうした面接でのセクハラは珍しいが、安全・安心に思える大手外食チェーン店では、店長などによる女性店員へのセクハラが横行している店もある。事件化されていないだけで、われわれのような記者に被害を訴えてくるケースもあります」


〝標的〟になるのは店の関係者だけじゃない。今回の被害女性のように、たまたま食事に訪れただけの女性客がわいせつ事件の被害者になることも。


過去最も悪質だったのは、ステーキチェーン店「ペッパーランチ」大阪心斎橋店で、同店の店長と店員が食事中の女性客を脅した上、睡眠薬を飲ませて拉致。性的暴行に及んだ2007年の事件だろう。


深夜に1人で来店した女性客に対し、店長らが閉店を装って店のシャッターを閉め、スタンガンで脅した。その場で無理やり睡眠薬を飲ませ、泉佐野市内のガレージに女性を拉致した2人は、性的暴行を加えた上、現金約5万円を財布から盗んだのだ。


「この店長らは、翌日以降も監禁した女性に性的暴行を繰り返し、最後は殺害する予定だったというが、2人が店に出勤した隙に全裸で手足を縛られていた女性が命からがらガレージから脱出。大阪府警南署が、店長ら2人を強盗強姦、逮捕監禁致傷の疑いで逮捕したんです」(同・ライター)


近年、外食チューン店では「キッチンになめくじが大量発生している」などの内部告発も盛んだが、中にはこんな鬼畜たちが潜んでいることもある。


女性客からすれば、「誰もが知る大手チェーンだから安心」と思って利用しているはずだから、被害は防ぎようがない。