(画像)Krakenimages.com / shutterstock
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「日本子育て支援大賞」の“裏側”を明石市長が暴露でネット騒然!

兵庫県明石市の泉房穂(いずみ・ふさほ)市長が8月15日にツイートした内容がネットを騒がせている。


「『日本子育て支援大賞』というとイメージがいい。普通にいただけるなら、ありがたく思う。しかし、お金で賞を買うとなると、話は違う。実は今年の3月に主催者から『大賞』に推薦したいと明石市に連絡があったが、お断りをした。大賞受賞の条件として、“金銭を要求されたからだ。大人の世界だ・・・」


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さらに、「受賞の条件として『ロゴ使用料70万円』と『トロフィー代10万円』が必要と言われたので、ロゴは使わないし、トロフィーもいらないので、賞だけというわけにはいかないのかと、主催者に直接問合せをしたが、他の自治体には払ってもらっているので、とのことだった。関係者の皆さん、見直しの検討を!」と訴えたのだ。


『日本子育て支援大賞』とは、一般社団法人「日本子育て支援協会」によるアワードで、子育てママやパパ、その祖父母が、〝実際に役立った価値〟を評価する賞だという。日用雑貨や家電、さらには自治体、プロジェクトまでが対象になっており、毎年数十種類の商品や自治体が表彰されている。

「逆に受賞している自治体が恥ずかしい」

泉市長が断った「自治体部門」では、今年、茨城県境町、岡山県奈義町、東京都八王子市、大阪府枚方市が受賞しているが、ネットにはこれらの自治体にあきれたという書き込みが殺到しているのだ。
《和泉市長の暴露で、逆に受賞している自治体が恥ずかしくなったなw》

《金で買った賞を自慢してる自治体めちゃ恥ずかしい。そこまでして意味のない賞が欲しいのかよw》


《なるほど、モンドセレクションみたいなもんかw 金を払えば貰える賞に意味があるとは思えない》


《グッドデザイン賞やモンドセレクションは費用がかかる申込み制なのは有名だが、子育て支援大賞は一方的な押し売りかよw》


《典型的な民間賞ビジネスですね。授与団体は単なる社団法人で、そもそも評価基準に公共性がまったくない》


《金で買う賞なんてなくても明石市の子育て支援の素晴らしさはみんな知っていますから安心してください!》
受賞した商品やプロジェクトを見ると、「産後ケアホテル」や「ベビーシューズ」など、実際、子育てに役立ちそうなものもあるが、「首掛けヘッドフォン」や「パスタソース」、「防犯カメラ」といった商品もある。

選考にエントリーするために〝参加料〟がかかるのなら、まだ理解できるが、こうした子育てと関連が薄そうな商品まで受賞しているとなると疑問を感じざるを得ない。


「選考には、子育て支援関連企業に勤務する社員10名が関わっているそうです。このうち7名以上の票を獲得すれば『1次選考』を通過するそうですが、泉市長が暴露した〝金銭要求〟が事実であれば、最初から出来レースじゃないかと疑われても仕方ないですよね」(ネットライター)


泉市長のツイートは、ガーシーなみの破壊力と言えそうだ。