ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web
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『嵐』がいまだに“稼ぎ頭”…やる気のない大野智に頭が上がらないジャニーズの憂鬱

現在、活動を休止しているはずの『嵐』が売れに売れている。オリコンが調べた2022年上半期の「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」で堂々の2位にランクイン。1位は『Snow Man』だが、嵐は50億円近くを売り上げ、現役バリバリの後輩グループに10億円の差しかつけられていないのだ。


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「主に映像作品の売り上げですが、過去に販売したシングルの『カイト』やベストアルバムもいまだに売れている。3位が『乃木坂46』ですから、『嵐』がいかにモンスターグループであるかを見せつける結果となりました」(スポーツ紙記者)


この売り上げ集計については、トップの『Snow Man』を巡って一悶着あったという。


「『Snow Man』は、ライバルの『SixTONES』に大差をつけて〝男性アーティスト史上初の2年連続首位〟という称号を手にした。ところが、ジャニーズ事務所から『あまり大々的に、この記録をあおらないでほしい』という要請が出たんです。ランキングを集計したオリコンも、『ランキングのWEB掲載はNG』というアナウンスをしたほど。われわれスポーツ紙は、ネットニュースで『Snow Man』の『嵐』超えをあおってPVを稼ぎたかったところですが、ジャニーズ事務所とオリコンからのお達しに従わざるを得ませんでした」(同・記者)


歴然とした差がついてしまった『SixTONES』への配慮だろうが、結果的に業界内でそのことが騒がれ、『嵐』の格の違いを際立たせるにことにつながった。

我が世の春を謳歌する大野

そんな『嵐』だが、ファン待望の「再始動」は依然としてかなり険しい状況だ。

「8月2日発売の『女性自身』が、相葉雅紀の妻が妊娠しているというスクープのついでに、大野智が南の島で飲食店をオープンするという記事も掲載した。大野は知人と立ち上げた会社でさまざまな事業を行っていて、今回の飲食店もその一環。といっても、大野は実業家として成功したいわけではなく、資金の管理などもビジネスパートナーに一任しているようだ。本人はアート系のショップの立ち上げや創作活動の方に興味があり、芸能界に復帰するつもりはまったくなさそうだよ」(芸能プロ関係者)


大野にその気がない以上、『嵐』の「再始動」はあり得ない。上半期だけで50億円近い売り上げがあることからも分かる通り、ジャニーズ事務所にとって、いまだに『嵐』は収益の柱のひとつで「解散」もできない。


「大野抜きで復活させれば、300万人とも言われるファンクラブの会員が怒って一気に離れかねない。年間100億円以上も売り上げる〝稼ぎ頭〟であることは間違いないわけで、このまま活動休止状態をズルズルと続けるしかない。ジャニーズは大野の機嫌を損ねるわけにはいかないから、大野はしばらく〝王様気分〟でいられるでしょう」(同・関係者)


たった1人のやる気のないタレントに振り回されるとは、ジャニーズもなめられたもんだ。