坂口良子さん (C)週刊実話Web
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坂口良子「いま好きな人は緒形拳さん」ショーケンと水谷豊も奪い合った魔性の女【週刊実話お宝記事発掘】

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オチョボ口の両脇にエクボ。デビュー以来、少しも変わらない童顔。体は、二十六歳の脂がのり切った“成熟女性”の坂口良子。それが大学生に大モテで、つねに人気女優の上位を占めている。


一昨年、男性週刊誌に、バストトップがスケスケのセミヌードの写真が掲載されるや、大学生からものすごいファンレターが殺到したという人気ぶり。


二月五日から日本テレビでスタートした『田中丸家御一同様』では、これまでの“清純派”とは一変し、ズベ公役を演じ、二月九日放送の火曜サスペンス劇場『氷の女』では、強姦されて自殺した姉(萬田久子)の復讐を七年後に果たす犯人役だが、あおい輝彦とのベッドシーンを演じてみせ、ヤングファンは歯ぎしりするやら、股間を濡らしてしまうやら。


彼女自身は、「もう、恥ずかしくて」と、清純そうに顔を赤らめる。だが、「体の線がきれいなうちに、一人の女性として、思い出を残しておきたい」と一大決心。


昨年には世界的に有名なカメラマン、ジョージ・ハミルトンによるウイスキー会社のカレンダーで、身長一六四センチ、バスト八一センチ、ウエスト六〇センチ、ヒップ八九センチの見事なプロポーションを惜し気もなく、脱ぎっぷりもよく披露した。


なにしろ、ヒップのセクシーさはバツグンで、このカレンダーをみて、コーフンしている大学生が多いという。


「わたしって、顔が子どもっぽいので、いつも、三歳から四歳は若くみられてきました」(良子)


だから、二十六歳とはいえ、大学生のアイドルとして堂々とまかり通るわけだ。

国広富之と浮気?

一時、はなやかだった恋のウワサも、このごろは下火になった。

「わたしって、一度、恋すると、のめり込むタイプなの。だから、好きになるにも時間がかかるんです。いま、好きな人? 緒形拳さんなの。この前、スタジオで会ったら、一歩も動けなくなっちゃった。恋愛も仕事もこれからよ」(良子)


はなやかな恋といえば、ついこのあいだ、ミッキー・マッケンジーと結婚した水谷豊と同棲までした“仲”だ。


七年前の五十年、二人は東京・中野のマンションで、一緒に生活したことがある。


「好きなんだから、いっしょになったっていいじゃないのよ。愛ってのは言葉でなく行動よ。行動で、いかにそれを裏づけているかを知っているのは、このわたしだけ」と、言い放っていた。


周囲から「あれは、押しかけ女房の典型だね。こうと思ったら、突っ走る直情径行タイプ」と言われたが、五十一年二月に二人は別れた。


その原因は、二人のなかにショーケンこと萩原健一が割って入って、水谷から坂口を奪ってしまったからだといわれている。


だが、ショーケンも間もなく、理由はハッキリわからないが彼女から、身をひいた。


その後、坂口は、黒沢久雄の愛を受け入れた。ショーケンとの交際が続いているあいだにも、国広富之とも燃えたという話もあった。


「坂口良子の場合は、一見、そうは見えないんだけど、とても情熱的なところがある」(芸能評論家・藤原いさむ氏)


彼女自身、一度恋をすると、のめり込むタイプと認めているところ。


中国相法研究家の風摩人氏は、こう“診断”する。


「坂口良子の“感度”は、いちじるしくよく、特に性的ムードよりは、タッチで興奮していくタイプです。あのやや厚目の唇と、うるみがちの瞳から容易に連想できるように“女性自身”は、どちらかといえば、肉厚で狭少、ジュースはしたたるほど豊富です。ベッドでは、かわいい顔に笑みを浮べて、まるでドールのように振る舞うが、いざ高まると、大胆かつ感度豊かなラーゲでプレイを楽しむタイプ」


『田中丸家御一同様』では、主題歌『まるで少年のように』(作詞松本隆、作曲坂田晃一)を歌い、近くフォーライフからレコードも発売する。


女優になって九年で、「女優として、ようやく目覚めてきた感じ」と自己分析する良子。体からは、かつて激しく愛した男たちから得たものがにじみでている。


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