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ドラマ『魔法のリノベ』旧統一教会を想起?「連想しちゃう」視聴者続々…

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フジテレビ(C)週刊実話Web

8月8日に放送されたドラマ『魔法のリノベ』(フジテレビ系)第4話では、女優の浅野ゆう子演じる風水に傾倒した女性が登場。リアルなやり取りに、ネット上では昨今話題になっている社会問題を想起する声が多く上がっている。

本作は、住宅リフォーム会社「まるふく工務店」を舞台に、大手から転職してきたバリバリのキャリアウーマン・真行寺小梅(波瑠)と、さえない社員・福山玄之介(間宮祥太朗)が織りなすお仕事ドラマ。依頼人が抱えている家や家族に対する不満を、リノベーションという「魔法」で解決していく。

第4話では、浅野演じる風水に精通した保科千恵子が、義理の妹・小山田真理(渡辺真起子)に風水を最優先に考えたリフォームをするよう提案。真理は、夫の死や息子のリストラなど私生活で良くないことが立て続けに起きたこともあり、予算オーバーにもかかわらず千恵子の言う通りにしようとする。

そんな真理の姿を見た息子は「占いなんかに振り回されて恥ずかしいよ」と叱咤。しかし千恵子は彼に対し、「あなた波動が低いの。低波動なの。いいの? ずーっとうまくいかないまんまで。悪い気、呼び込む呼び込む…。ずーっとハンデ背負ってるようなもんよ」と詰め寄る一方で、涙ながらに「弟が亡くなって、あなたたちは悲しい。私も悲しい。だから、本気で何とかしたいの」と悪気はない様子だ。

「タイミング的に連想しちゃうよね…」

結果、大幅なリフォームではなく、鬼門にあったトイレを移転するプランで千恵子も真理も納得。もともとこの家の設計をした真理は、自分のせいで夫が早死にしてしまったのではないかと自責の念にかられていたが、息子からのフォローで考えを改めるのだった。

ネット上では、風水を強要する千恵子の姿が、まるでどこかの宗教団体のようだと話題に。

「宗教団体といえば、安倍晋三元首相が7月、奈良市で参院選の街頭演説中に銃で撃たれて殺害された事件で、山上容疑者が『旧統一教会』への恨みから犯行に及んだと供述。この動機が報じられるごとに、霊感商法が社会問題となった同教会と議員の癒着が表面化し、日々報道番組をにぎわせています」(夕刊紙記者)

こうした社会情勢の中で放送された今回のエピソードに対し、ネット上では、

《昨今の宗教とかいろいろ話題のタイミングでこの内容は何とも》

《宗教クサいな… しかもこのタイミングで…》

《今日の魔法のリノベどこぞの宗教団体の悪徳商法の手口みたいだな》

《タイミング的に今話題になってるし連想しちゃうよね》

などと、敏感に反応が上がっている。

同ドラマ自体は良作だが、少々放送するタイミングが悪かったかもしれない。

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