芸能

「脱がされたくない!」『坂道シリーズ』過激化する写真集に必死の“抵抗”

乃木坂46
乃木坂46 (C)週刊実話Web

出版不況で写真集も売れ行きが厳しい中、毎月のように写真集が発売されているのが『坂道シリーズ』だ。

まず、長女的な存在の『乃木坂46』で、妖艶なランジェリー姿を披露した白石麻衣の写真集『パスポート』(講談社)が大ヒット。その後、生田絵梨花も『インターミッション』(講談社)でランジェリー姿や入浴シーンを取り入れ、爆発的に売れた。

その結果を踏まえ、『乃木坂46』をはじめ、『櫻坂46』や『日向坂46』のメンバーも、写真集での〝脱ぎの洗礼〟を受けることになったのだ。

「もはや、坂道シリーズの中では、写真集で水着になるのは当たり前。ヒット作を生み出したいなら、それ以上の過激なカットに挑戦させられます。写真集『まっさら』(新潮社)でランジェリーカットを披露し、累計20万部以上の大ヒットを記録した賀喜遥香に続き、『日向坂46』のメンバーもどんどん脱がされている印象です。河田陽菜の『思い出の順番』(講談社)は、ランジェリー姿で10万部を超える勢い。ほかのメンバーも〝尻見せ〟や〝手ブラ〟などに挑戦し、どんどん過激になっていくことが予想されます。清楚系が売りだった坂道グループも、今や〝脱ぐ〟ことが成功の鍵になっています」(スポーツ紙記者)

「脱ぎ」を拒否した齋藤飛鳥を見習って…

しかし、その〝脱ぎ〟に拒否反応を示すメンバーも多い。

「『乃木坂46』では、初期メンバーの齋藤飛鳥が、かたくなに露出の高い撮影を拒否しています。齋藤は、モデル業と音楽で独自の仕事を作って成功しているため、無理に脱がされることはない。そこで、齋藤を見習って、独自の個性を磨き、脱ぎ仕事を拒否しようとする後輩たちが続出しているのです」(同・記者)

『乃木坂46』の久保史緒里はラジオでトーク術を磨き、『日向坂46』の影山優佳はサッカー、同じく富田鈴花はモータースポーツなど、特色ある仕事を見つけているという。

なんとか独自の仕事を見つけ、〝脱がされない予防線〟を張っているわけだが、なぜこんな攻防戦が繰り広げられるようになったのか。

「アイドル業界は、コロナ禍で接触イベントがしづらくなり、CDの売り上げ増加もこれ以上は見込めない。ライブコンサートも再開していますが、少しでも売り上げを確保することが至上命題となっている。その点、写真集は利幅もよく、収益に直結する上にプロモーションもできるので、一石二鳥なわけです」(芸能プロ関係者)

手っ取り早く稼ぎたい運営と、「脱ぎたくない」アイドルのせめぎ合いの結果、自分の得意分野を磨くことに精を出しているというのだ。アイドル稼業も楽じゃない。

あわせて読みたい