〝美人すぎる市議〟としてテレビ番組などにも出演していた大阪府寝屋川市議の吉羽美華容疑者(42)が、8月1日に詐欺の疑いで福岡県警に逮捕された。
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新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した医療機関や福祉施設への「公的融資制度」を悪用。受給した施設側から「手数料」名目で約6000万円をだまし取った疑いが持たれている。
大阪府寝屋川市出身の吉羽容疑者は、2007年に民主党(当時)から同市議選に出馬し、26歳で初当選。〝美人すぎる市議〟として大きな話題になり、自ら写真集を制作し、有権者に向けて販売していたという。
「写真集では、当時29歳だった吉羽容疑者が、アイドル顔負けのビジュアルを披露していました。ショートカットのボーイッシュな雰囲気と、爽やかな笑顔は往年の広末涼子を彷彿とさせる。1冊1000円の写真集でしたが、初版の500部は瞬く間に売り切れ、追加で500部を増刷。ウワサを聞いた地元の有権者が、わざわざ吉羽容疑者の事務所に足を運んで購入するケースもあったそうです」(全国紙記者)
藤川優里・八戸市議とは真逆の評価
一方、吉羽容疑者は所属政党を次々と変更しながら国政に3度挑戦し、いずれも落選。議員活動の傍ら、東京都内で会社も経営しており、地元市民からは「必ずしも議員としての働きぶりがよかったとはいえない」という声も聞こえてくる。
ネット上の意見も辛辣だ。
《この人、谷川とむ議員の元奥さんだった人だね。やっぱり顔で当選した人はダメだな》
《小池百合子もホント見る目がないな。木下富美子(編集部註・度重なる無免許運転で辞職した元都議会議員)の次は吉羽かよw》
《とんでもない市議がいたもんだな。弱者の味方の振りをして私腹を肥やしていたとは…。ホント最低だよ》
《昔、写真集買った。当時は本当にかわいらしい人だったよ。本当に裏切られた思いです》
《この人、議員バッジを携帯ストラップにしてたんだよね。「私は議員だっていうアピールをしたくないから議員バッチは付けないようにしています」っていってた。もともと議員としての意識が低かったんだと思う》
〝美人すぎる○○〟という言葉が生まれるきっかけとなったのは、元モデルで現八戸市議の藤川優里氏だった。
「アイドル顔負けのルックスで瞬く間に大人気になった藤川氏も、写真集を出版しています。それにとどまらず、DVDまで発売するほどの人気でしたが、こちらは地元に根ざした活動も地道に続け、市民からの信頼も厚い。地元では、吉羽容疑者とは真逆の評価だそうですよ」(前出・全国紙記者)
吉羽容疑者に残された道は〝懺悔ヌード写真集〟しかなさそうだ。