アウトロー

「やれるもんなら、やってみろ」神戸山口組、池田組、絆會が迎撃態勢!

神戸山口組・井上邦雄組長(C)週刊実話 無断転載禁止

分裂抗争の本線は六代目山口組(司忍組長)対神戸山口組(井上邦雄組長)の戦いだが、神戸側から脱退した池田組(池田孝志組長)や絆會(織田絆誠会長)に対しても、激しい攻撃が加えられている。

一昨年7月に独立組織となった池田組では、同年5月に前谷祐一郎若頭が銃撃されており、今年に入って以降も各地の傘下組事務所への車両特攻などが発生。事件が相次いだのち、六代目側は「池田組に手を出すな」という通達を出した。

「この通達から、間接的な説得の末に池田組が交渉に応じる構えを見せたとか、憶測が飛び交ったが、実際には池田組長は『今はまだそのときではない』と返答しとったらしいで。せやから、水面下では池田組への〝停戦〟が解除になったいうのを聞いて、今は危ないと思っとる」(同)

この「解除」が事実であれば、再びの攻撃を意味することになる。

組織内の情報が筒抜け

絆會・織田絆誠会長 (C)週刊実話 無断転載禁止

神戸山口組・井上邦雄組長の自宅で発砲が起きた翌日の6月6日には、絆會・織田会長の自宅にも車両が突っ込んでおり、六代目山口組が〝三派〟に対して警告を与えたことが分かる。

要塞のように鉄板を張り巡らせた絆會・織田会長の自宅 (C)週刊実話 無断転載禁止

「ただ、ある関係者は『やれるもんなら、やってみろ』言うて迎え撃つ覚悟やと聞くから、まだまだ終結には時間が掛かると思うで。仮に六代目側が年内終結を目指しとるとしても、あと5カ月ほどしかない。井上組長は『最後まで戦う』と常々、口にしとるそうやし、池田組と絆會かて行動を共にして守りを固めとる。再攻撃を受けたところで、この段階まできてその覚悟が変わるもんやろか」(同)

しかし、六代目側の〝切り崩し工作〟には、勢力に影響を与える以外の目的もあるとみられ、不穏さが感じられるという。

「組員が移籍すれば、組織内の情報も六代目側に筒抜けになる。怖いのはそれだけやない。場合によっては、家族のことや行きつけの店なんかも漏れるで」(同)

神戸山口組・入江禎副組長 (C)週刊実話 無断転載禁止

神戸側では、入江禎副組長率いる二代目宅見組(大阪中央)からの組員引き抜きが続いている。

本誌のインタビューに答えた宅見組の元最高幹部らは、入江組長や一部の最高幹部に不信感を募らせたことをきっかけに、「この喧嘩を終わらせたい」という六代目側の説得に応じて、移籍したと明かしていた。

この分裂抗争には、それぞれの信念があるのだ。

あわせて読みたい