過去10年のうち、札幌で8回、函館で2回行われているクイーンS。トータル10頭の1番人気馬は【4・3・2・1】と抜群の安定感を誇っている。それに伴って3連単の配当も10万円以上は2回だけ。夏の重賞はハンデ戦が多いこともあって波乱決着が当たり前となっているが、このレースは頭を切り替えて攻める必要がありそうだ。ただ、2~11番人気まではほぼまんべんなく馬券に絡んでおり、ヒモ荒れは期待してもいい。
★軸馬=ウォーターナビレラ
スタートひと息で、本来の先行策が取れなかったオークスは13着と敗れてしまったウォーターナビレラ。発走直前の放馬により待たされてメンタルを乱してしまったことに加えて、2400メートルの距離も向かなかった。桜花賞2着、阪神JF3着とマイルのGⅠで好走していることから、1800メートルに短縮するのは好材料。初の古馬相手でも、トータルの実績はむしろ上位。今回も鞍上は乗り慣れた武豊騎手でもあり、前目のポジションを確保できれば大崩れはなさそう。軸馬に抜擢だ。
★相手=メイショウミモザ
前走のヴィクトリアマイルは18着だったメイショウミモザだが、さすがにGⅠでは相手が強かった。二桁着順の次走は⑤③①①着と成績を上げる馬で、2走前の阪神牝馬S勝ちも13着からのガラリ一変だった。ここはメンバーも大幅に楽になる。巻き返しがあっても不思議はない。マイルを超える距離は、3歳時の未勝利戦で1800メートルを1戦したのみ(6着)だが、父はハーツクライで、母は2400メートルの日経新春杯、京都大賞典を5歳時に勝っているメイショウベルーガ。むしろ、前走からの距離延長は望むところだ。
ローザノワール前残りの可能性十分!
★相手=ローザノワール
前走のヴィクトリアマイルは、マイペースで逃げられたとはいえ、3着とハナ差の4着に粘ったローザノワール。過去10年、前走がヴィクトリアマイルで3~9着だった馬は【3・3・2・2】と高い割合で馬券に絡んでいる。ここもマイペースで運べれば、前残りの可能性は十分。
★相手=ルビーカサブランカ
近3走は⑥⑤⑦着と詰めきれないレースが続いているルビーカサブランカだが、4走前は愛知杯を勝っており、ここでも地力は見劣りしない。札幌&函館の芝では【0・2・3・1】と、勝利こそないものの相性は上々。得意な馬場に替わって前進がある。過去5勝は1~3枠なので、今回は外目の枠の克服が課題。
★相手=テルツェット
昨年のこのレースは、ヴィクトリアマイル14着からの参戦ながら3番人気の支持を集め、勝利したテルツェット。メンバーレベルは昨年よりはやや高そうだが、今年もヴィクトリアマイル13着からという、ほぼ同じ過程。期待していいだろう。
あわせて読みたい
- [New] 松本人志の復帰に暗雲漂う 吉本興業とテレビ局が「親松本」排除の動き
- [New] 朝ドラ完走の趣里、2024年はお休みの年?私生活は水谷パパも「本人任せ」
- [New] 太川陽介『バス旅』うっかりミス頻発!始発バス乗れず4連敗…「いよいよ引退か」
- [人気] 『美女ざんまい』タレント・婚活トレーナー/荒木久美子インタビュー~お立ち台の女王が“婚活の女王”に!?~
- [人気] 俺の嫁さん~宝くじに当たったような人生だった~島田洋七『お笑い“がばい”交遊録』
- [話題] 太川陽介『バス旅』うっかりミス頻発!始発バス乗れず4連敗…「いよいよ引退か」
- [話題] 朝ドラ&大河出演への近道は…NHK“フルオープン女優”びいきともっぱらのウワサ