歌手の郷ひろみと草彅剛が共演する『花王』の衣料用柔軟仕上げ剤「ハミング消臭実感 抗菌バリアシリーズ」の新CMが注目されている。
メインキャラクターの草彅が、その時々でゲストと絡むシリーズの第3弾。今回は部屋干ししたタオルのニオイを気にする草彅の元に〝ハミングの精〟に扮した郷が登場。同商品を力強い歌でアピールするインパクトのある演出に、〝ひと昔ならあり得ない〟とメディア関係者が口をそろえて驚いているというのだ。
「2人とも元ジャニーズ事務所ですが、草彅が入所した際は、すでに郷はジャニーズを退所していた芸能界の大先輩だけに、業界関係者はビックリしています。ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川さんや、元会長のメリー喜多川さんが生きているうちなら、絶対に実現することがなかった」（広告代理店関係者）
どちらにもメリットがある出演
今年の10月には67歳になる郷。しかし、「老いてますます盛ん」を体現し、コンサートや音楽番組ではキレッキレのパフォーマンスを見せている。そうした中での今回のCM共演。オファーを受けたのには、ある強かな計算があったようだ。
「ジャニーズ事務所を退所した草彅、稲垣吾郎、香取慎吾を『新しい地図』として率いる所属事務所社長の飯島三智氏の人脈は、かなりのもの。地上波のテレビになかなか出演できなかった3人を、NHKのレギュラー番組出演が決まるまでに軌道に乗せたわけですから。郷はその手腕に注目しているようで、今後予定されている3人の番組には積極的に出演し、その恩恵を受けようという狙いがあるとささやかれています。2012年に結婚した女性との間に生まれた双子はまだ幼いため、稼がなくてはいけませんからね」（音楽業界関係者）
また、『新しい地図』にとっても、郷と絡むことにはメリットがあるという。
「飽きられ始めている3人にとっては、まさに今が正念場。郷は所属事務所もレコード会社も業界で力があるので、いざという時は各メディアに〝大号令〟がかかり、大々的に扱われますからね」（芸能記者）
〝勝利の精〟は現れるか。