三原じゅん子、生稲晃子、今井絵理子 (C)週刊実話Web
三原じゅん子、生稲晃子、今井絵理子 (C)週刊実話Web

三原じゅん子、今井絵理子、生稲晃子…自民党元タレント議員“政治的”身体検査

「芸能界出身者だからというのではなく、これからは女性目線での活動で注目を集めてほしいものです」(政治ライター)


東京選挙区で初当選した元『おニャン子クラブ』の生稲晃子氏は、所属プロダクションからの〝強烈なプッシュ〟があり、自民党から出馬した。


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「音楽業界4団体が、鮮明に生稲氏支持を表明したのです。これは、極めて異例なことでした」(芸能ライター・小松立志氏)


4団体とは、『日本音楽事業者協会』『日本音楽制作者連盟』『コンサートプロモーターズ協会』『日本音楽出版社協会』のことで、生稲氏は大手プロダクションに所属している。


「公示日には、凶弾に倒れた安倍晋三元首相も駆けつけました。安倍派からの全面支援を受け、序盤こそ元『おニャン子クラブ』の知名度もあってトップを争う勢いでしたが、NHKの候補者アンケートで無回答を連発。SNS上では『大丈夫なのか?』などと逆風が吹き始め、関係者は、そのテコ入れにバタバタしていました」(ワイドショー関係者)


生稲氏は既婚者で、一児の母。乳がんをカミングアウトしたことでも知られている。


「彼女には大変申し訳ないですけど、売れっ子とは言い難い存在でした。今回、業界挙げてのバックアップがなかったら、当選は、おぼつかなかったと思います」(テレビ局関係者)


当選が決まったのは、開票当日の深夜11時半過ぎ。NHKが『当確』を打つと、選挙事務所に集まった支持者から大歓声が上がった。


「生稲氏本人も姿を現し御礼を述べましたが、安倍さんのこともあってか〝万歳〟はなし。やっと5位に滑り込んだこと(定数6)に、いささか不満をお持ちのようでした」(全国紙政治担当記者)


そして、テレビ東京系の選挙特番『池上彰の参院選ライブ』内で、「国会議員としての資質、勉強が足りない」と生稲陣営の匿名コメントを紹介したことに対し、同局に抗議文を送付した。


「これは、生稲氏が開票当日にテレビ局の個別インタビューを断った陣営の説明です。陣営はテレ東と池上氏に事実無根で謝罪と訂正を求めています」(政治ジャーナリスト)

今井絵理子氏を支えた“ハシケン”

その点、『SPEED』の元メンバーで自民党の比例代表で再選を果たした今井絵理子氏は、政治家の〝先輩〟だけあって余裕の反応を見せた。

「ちなみに、今井氏も大手芸能プロの所属で、生稲氏と同様、件の4団体から支持を得ました」(前出・小松氏)


当選確定後、自身のツイッターで、『緊張感をもって、国民の皆さまのお役に立てるようがんばります』と、まずは決意表明。5月に鹿児島県徳之島の『闘牛祭り』に参加した際、牛から落ちて骨盤を骨折した今井氏は、今回の選挙について、『振り返れば、この選挙はケガとともに始まりました』と切り出し、『息子の礼夢、パートナーの橋本さんには介助を含めて家事や選挙のお手伝いをしていただきました。わたしより大変だったと思う。感謝しかありません。この人のおかげで乗り越えられたし、救われたことがたくさんありました』とノロケ? てみせた。


「文中の〝橋本さん〟とは、17年、〝新幹線手つなぎ〟不倫が報じられた元神戸市議の〝ハシケン〟こと橋本健氏のことです。橋本氏はすでに離婚が成立。今井氏と同棲中です」(写真誌カメラマン)


今井氏は続けて、『38年間、凸凹した険しい道と高い壁に何度も挑戦してきました。今回も色々な意味で大きな挑戦でした。6年前、初めて議員になってから失敗もしたし、つまずきもしました。多くの方を傷つけたこともありました。今井絵理子は完璧ではありません』と率直な思いを告白。そして、『でも、そんな私に自らの夢を託し諦めずに応援してくださる方がいました。障がいのある方、同世代のママや多くの女性の方々が励ましてくださいました』と感謝の意を述べ、『自分を信じているのか。これまで、自分が取り組んできた政治活動に対して誇りを持っているか自問しました。答えはイエスです。私は誰よりも障がいのある方々の支援に強い意志を持って向き合ってきました。このことは、誰にも負けないと自負しております』と結んだ。


「自負といえば、実は今井氏、選挙中に生稲氏と一緒にされるのを内心、嫌がっているようでした。すでに1回当選しているわけですから、政治家として〝格〟が違うと…」(芸能リポーター)


選挙期間中、2人が都内で〝コラボ演説〟を行ったことがあった。


まず、マイクを握った今井氏が、「この中に『SPEED』世代はいらっしゃいますか?」と呼び掛けると多くの人が挙手。続いて生稲氏が、「(今井)先生のマネをします。『おニャン子クラブ』見ていた人?」と今井氏のツカミをパクったが、「ちょっと少ないかな」と苦笑いに終わってしまったのだった。


「今井氏は、〝当たり前よ〟という表情を一瞬見せたということでした。当選回数がモノを言うのが政界。年齢は関係ありません」(前出の政治ジャーナリスト)


それでも、6年前には30万超の個人票を得た今井氏だが、橋本氏とのスキャンダルがたたったのか、今回は約15万票どまり。


「ですから、橋本氏と年内には入籍し、晴れて夫婦となるのではないでしょうか。9月で39歳の今井氏。四十路入り前までにはと考えているようです」(ワイドショースタッフ)

三原じゅん子氏は内閣改造で入閣か

〝瞬確〟で、三度目の当選を決めたのは神奈川選挙区の自民党・三原じゅん子氏。

「午後8時の投票締め切りからわずか30秒で当確が打たれました。まさに〝瞬確〟の圧勝でした」(前出の政治ライター)


これまで、厚生労働副大臣の経験がある三原氏。


「8月に内閣改造がある予定ですが、目玉として入閣するかもしれません。厚生労働大臣? と取り沙汰されています」(前出のテレビ局関係者)


三原氏は18年の総裁選で、石破茂氏支持の参院竹下派(衆院は安倍氏支持)に所属しながら、「私の意思で決めました」と安倍氏を支持するなど、政権側との信頼関係が深かった。


「機を見るに敏というのか、誰について行けば得をするのか、よく分かっている人です。今井氏からは〝姐さん〟と呼ばれて慕われています」(同・関係者)


プライベートでも、今の結婚は三度目。


「16年10月、24歳年下の秘書と再々婚。夫婦仲は良好です。〝三度目の正直〟というやつでしょうか。30歳のころに〝魅せた〟フルオープンが懐かしいですね」(前出の芸能リポーター)


ともあれ、これからの6年間、3先生には国民のために必死に働いていただきたいものである。