「隙間ビジネス」舞台裏 (C)週刊実話Web
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KDDI大規模障害の対応~ニッポンを支える「隙間ビジネス」舞台裏

7月2日午前1時35分に発生したKDDI(au)の通信障害では、全国的に携帯電話による音声通話やデータ通信が利用しづらくなり、完全復旧(5日午後3時36分)までに3日以上の時間を要した。


「高橋誠社長は『KDDI史上最大の障害』と述べましたが、本当の原因はまだ分かっていません。一般市民への影響は当然ですが、物流や銀行など、さまざまな企業活動もストップさせました。影響のあった法人顧客は、最大26万社に上ります」(ITライター)


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「ただし、補償の線引きなどは難航しそうです。というのも『au(5G)通信サービス契約約款』で、24時間以上の不通か同じ程度の障害があった場合、障害の日数に応じた補償の支払いをすると規定していますが、同社が説明した〝利用しづらい状況〟が補償の対象になるかなどは不透明だからです」(同)


今回の通信障害で改めて「公衆電話」の重要性が認識された。新時代だからこそ、古きを見直すいいチャンスになったかもしれない。