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『新しい地図』をテレ朝が「年末特番」に起用?悲願の民放テレビ局“完全解禁”目前

『新しい地図』香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎
『新しい地図』香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎 (C)週刊実話Web

SMAP解散を経て、ジャニーズ事務所から独立した草彅剛、香取慎吾、稲垣吾郎の3人が『新しい地図』を結成して、はや5年。独立後しばらくは〝干された〟状態だったが、現在は仕事も順調だ。

「彼らがテレビに復帰できたのは、NHKの功績が大きい。ジャニーズ事務所が『新しい地図の3人を使わないように』テレビ各局に〝圧力〟をかけていた疑いがあるとして、公正取引委員会が注意したことをスクープ。ジャニーズ事務所との関係性も深いNHKですが、彼らを出してほしいというファンや視聴者からの声も大きくなり、試験的に起用したんです。現在では、NHK Eテレの教育バラエティー『ワルイコあつまれ』がレギュラー放送されているのをはじめ、歌番組やドラマにも出演していますからね」(芸能関係者)

NHKでの〝テレビ解禁〟をきっかけに、本格的な地上波への復帰も進んでいる。

草彅は、フジテレビ系の連続ドラマ『銭の戦争』(2015年)と『嘘の戦争』(2017年)の続編にあたる〝復讐シリーズ〟の最新作が来年1月からスタート。他のメンバーも、民放でドラマやレギュラー番組の話が決まりつつあるという。

明石家さんまも後押し

完全にジャニーズ事務所からの〝呪縛〟が解けた3人だが、ここまでの彼らを支えていたのはNHKだけではなかったようだ。

「サイバーエージェントとテレビ朝日が合同で事業展開するABEMAでは、『新しい地図』を独立した当初から起用してきた。サイバーエージェントの藤田晋社長が、さまざまな人脈を使って、自ら『新しい地図』と交渉してきました。当初、テレビ朝日はジャニーズ事務所に忖度して、彼らの起用には難色を示していたようです。しかし、藤田氏の独断で出演を決定したらしく、独立後にほとんど仕事のなかった3人からすると、まさに救世主。現在でもABEMA優先で仕事を調整しているようです」(スポーツ紙記者)

現在もCMやバラエティー番組への出演で、徐々に人気も復活しはじめている彼ら。今年秋の改編からは、本格的な活動の活発化が予想されている。

「香取は、お笑い芸人の明石家さんまが司会した音楽特番『明石家紅白!』(NHK)に出演し、7年ぶりの共演を果たした。さんまは、腐らずに変わらない香取をいたく気に入って、自分の番組で使いたいと話しているみたいなんです。さんまの申し出という理由ができれば、各局もジャニーズ事務所に説明しやすい。おそらく、どこかのタイミングでゲスト出演するのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

そんな『新しい地図』には、さらに驚くべき企画も進行中だという。

「テレビ朝日が、年末の年越し番組を『新しい地図』でと考えているようです。日本テレビの『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』は、今年も放送できない見込み。それをチャンスと見たテレ朝が大型特番を仕掛けるつもりだと言われているんです。昨年、同局で放送した『ザワつく!大晦日一茂良純ちさ子の会』が、大みそかの特番で民放1位を獲得。今年も1位獲得を至上命題として、水面下で『新しい地図』の起用が検討されているようです」(スポーツ紙記者)

実現すれば、間違いなく大きな話題になる。この勢いで、根深い確執があるとされる中居正広と木村拓哉も和解に持ち込み、SMAP再結成まで突き進んでほしいものだ。

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