『ギマ』東京都江東区/有明産~日本全国☆釣り行脚
うだるような連日の猛暑。ここまで暑いと、さすがに釣りに行くのも億劫になる、というより、若くはないオッサンにとってこの暑さは危険ですらあるように感じます。昔はここまで暑くはなかったような気がするのですが、これも年を取ったということなんですかねぇ。こんな時は、早朝の幾分か快適な時間帯に釣りをするのが健康のため。
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ということで、今回は珍しく早起きをして、観光地としても人気が高い、東京都のお台場エリアにある有明に行ってみることにしました。狙いはヘチを探ってのクロダイです。大阪湾や東京湾などの都市部港湾エリアは、規模の大きい河川が流入していることから、クソ暑い夏の盛りでもクロダイやスズキといった汽水域のターゲットが豊富なんでありますな。
さて、日中はサラリーマンで賑わう新橋駅も早朝とあって人影はかなりまばら。人のいない朝の静かな繁華街というのもまた気持ちがよいもので、新橋駅からは始発の〝新交通ゆりかもめ〟に乗り込むと車内もガラガラです。先頭車両の一番前の席に座って、しばしの運転手気分を楽しむうちに下車駅となるお台場海浜公園に到着。まだ涼しさが残る街中を歩いて釣り場に着いてみると、広い遊歩道にはスズキ狙いのルアーマンや、クロダイ狙いのヘチ釣り師が数名、やはり皆さまも涼しい早朝にお楽しみのようです。
そこまで重量感はないものの…
あらためて釣り場を見渡してみると、満潮から下げ始めた潮はほどよく効いているようで、所々にざわつきが見られる水面は悪くありません。安物の磯竿に軽いオモリとハリというシンプルな仕掛けをセットして、エサのアオイソメを付けたら護岸の際、そして際からやや離れた沖へと続くカケ上がりと、広く探っていきます。初めての釣り場では「思っていた以上に足下が浅くて釣りにならな〜い」なんてこともありますから、ある程度沖まで探れる〝前打ち釣り〟が有効だったりします。
しばらく探って行くとコツンッと明確なアタリが出ました。一呼吸置いてから竿を煽るとギュンッ! と竿先が絞り込まれてハリ掛かり。そこまで重量感はないながらも鋭い手応えにリールを巻くと、赤茶色に濁った水中で魚影がギラリと反転。水面で元気な横走りを見せて躍り出た魚は、銀色に輝くギマです。反転のギラリで、一瞬クロダイの若魚を期待しただけにちょっと拍子抜けではありましたが、ギマも旨い魚なのでOK。血抜きを施し、クーラーボックスに仕舞ってから釣り再開です。
ところで、夏の都市湾奥部は水が赤茶色に濁るのが通常。一見するとダメダメに思われがちですが、この潮色は意外と悪くないものです。潮も効いており、適度な赤茶色の濁りに望みを持ちつつ、探り歩くことしばし。沖のカケ上がりからゆっくりと足下にかけて誘ってくるとコツッ! と久しぶりのアタリ到来。反射的に合わせるとギュギュンッ! と勢いのある手応えが伝わります。が、先ほど同様、そこまで重量感のあるものではなく、釣れ上がったのは再びのギマ。型も25センチほどと、ほぼ同じサイズです。これの群れが入っているのかしら…。
名前のごとく馬のように立つ
ある程度の群れで行動することの多いギマなので、「手応えも楽しいし、ギマでいいや」と、当初の志であるクロダイ狙いはどこへやら、ギマでもいいやと探り歩きます。が、この後、アタリが出ることはなく、やがて背後のビルから太陽が顔を出すとともに猛烈な暑さになってきたため、〝一旦〟竿を仕舞って避難することにしました。今回釣れたギマという魚。伊勢湾や浜名湖、東京湾などの内湾汽水域で、夏場にはそれなりに見かける魚です。とはいえ、釣れるエリアが限定的なため知名度はそれほど高くはありません。上半身はカワハギ、下半身はサバ、そして多量の粘液を出す銀色の皮膚はヒイラギ、3種を足して割ったような〝けったいな〟姿をしており、ギマ→銀馬の名のごとく馬のように立つことができる面白い魚でもあります。
今回のようにクロダイ釣り、あるいはキスの投げ釣りの外道として扱われる魚ですが、下半身は青物のようなシャープさゆえ、大きさのわりに鋭い引きは、なかなかのもの。個人的には結構好きな魚だったりします。
そんなギマの一夜干しが今回の肴。さすがはカワハギと同じくフグ目の魚だけあって、歯応えのある白身はしっかりとした味わいで美味。冷えたビールが進みます。
三橋雅彦(みつはしまさひこ) 子供のころから釣り好きで〝釣り一筋〟の青春時代を過ごす。当然のごとく魚関係の仕事に就き、海釣り専門誌の常連筆者も務めたほどの釣りisマイライフな人。好色。
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