(画像)Eugene Onischenko/Shutterstock
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侍ジャパン“世紀のドリームチーム”編成へ!新『DH制』導入で大谷WBC出場も?

球史に残るような「ドリームチーム」が編成されるかもしれない。


「7月29日に、台湾で12歳以下(U-12)の野球ワールドカップが開幕します。来春の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、栗山英樹代表監督も各チームの視察を始めており、NPBに『国際大会の気運』みたいな雰囲気が高まっています」(球界関係者)


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その栗山監督は、今季、急成長した阪神のリリーバー、湯浅京己に興味を示していた。このように栗山監督は、これまでとは異なる「選考基準」で選手を集めようとしているようだ。


「『実績よりも勢い』みたいな…。東京オリンピック出場時とは顔触れが大きく変わりそうです」(同)


初招集も増えそうだ。栗山監督が打線の中核と考えているのは、ヤクルトの村上宗隆、阪神の佐藤輝明、巨人の岡本和真、DeNAの牧秀悟でクリーンアップを固め、脇を固める阪神の近本光司、広島の小園海斗、日本ハムの上川畑大悟らの招集も検討しているという。


「18歳のロッテ・松川虎生も候補の1人です。侍ジャパンでは、コンディション不良で一度辞退すると、『もう呼ばない』となる妙な風潮もあったんです。栗山監督はそれを撤廃するので、西武の森友哉なんかも帰還となりそう」(同)

今季導入の“大谷ルール”

さらに、4月10日のオリックス戦で史上16人目の完全試合を達成したロッテの佐々木朗希も招集となる。若く、夢のある代表チームとなりそうだが、第5回大会は「新ルール」が適用されそうだ。

「U-12大会は新ルールのテストマッチとも位置づけられています。WBCを公認する世界野球ソフトボール連盟が、国際大会におけるDH制のルール変更を決めました。先発投手が降板後もDHとして試合に出続けるのはOKだ、と。今季からメジャーリーグがルール変更した『大谷ルール』ですよ」(スポーツ紙記者)


このルール変更で恩恵を受けたのは、大谷翔平だ。つまりU-12大会は大谷の次回WBC出場を後押しすると見られているのだ。


「コロナ禍で大リーグも無観客試合を余儀なくされました。大会が盛り上がるのなら、球団経営陣は大谷以外にもトップ選手がWBCに出たいと言えば、認めるかもしれません」(同)


村上、佐藤、岡本、牧らが連続アーチを放ち、先発兼4番DHに大谷、さらにベンチを見るとダルビッシュ有や鈴木誠也、筒香嘉智といった現役メジャーリーガー…。新生侍ジャパンに大谷が加われば、年俸80億円も夢ではない。