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「旧・統一教会」と芸能界の黒い繋がり…元人気歌手・桜田淳子の人生

桜田淳子
桜田淳子 (C)週刊実話Web

日本中を震撼させた安倍元首相銃撃事件。殺人容疑で逮捕された元海上自衛官で無職の山上徹也容疑者を凶行に走らせた背景として、実母が入信した旧・統一教会(世界平和統一家庭連合)への恨みがクローズアップされた。そこで、元人気歌手の桜田淳子が参加した30年前の合同結婚式騒動が蒸し返されている。

桜田はオーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ系)で、『サンミュージックプロダクション』にスカウトされ、1973年『天使も夢みる』で歌手デビュー。同年、『わたしの青い鳥』で各音楽新人賞を受賞し、山口百恵、森昌子と共に〝花の中3トリオ〟として大ブレークした。

「78年頃には、霊感商法が社会問題になっていた統一教会に入信したという噂が流れ始めました。秋田出身の桜田には6歳上の姉がおり、統一教会の信者でした。一方、父親は〝統一教会被害者の会〟の県会長を務めたこともある。デビュー前後の桜田は、サンミュージックの相澤秀禎社長(当時)の自宅に下宿していたため、姉の勧誘には乗らなかった。しかし、一人暮らしするようになって状況が変わった。姉の勧めで19歳のときに入信。相澤社長には入信を否定していたが、相澤社長は桜田から霊感商法に使われていた壺を高額な値段で買った。要は、彼女の入信に気付いていた」(当時を知る芸能関係者)

復帰は脱退と謝罪が条件

そして1992年8月、桜田は統一教会の合同結婚式に参加した。

「桜田は一般男性と結婚しました。当時、タレントとして活躍していた飯星景子さんも統一教会に入信したが、父親で作家の飯干晃一さんの必死の説得で脱会した」(宗教ジャーナリスト)

桜田の合同結婚式参加で、相澤社長は桜田の芸能活動休止を決断、事実上の芸能界引退となった。

「その後、復帰話が持ち上がって、桜田本人もその気でしたが、相澤社長は13年5月にがんで他界するまで〝復帰するなら統一教会脱会と世間への謝罪が条件〟というスタンスを最後まで崩しませんでした」(親しかったマスコミ関係者)

桜田の〝青い鳥〟とは?

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