女優の吉岡里帆が、7月15日に放送されたNHK『あさイチ』に生出演。2015年度後期の連続テレビ小説『あさが来た』に抜擢された経緯を明かした。
同作で吉岡は、波瑠が演じたヒロイン・あさの娘の親友役を演じたが、実は「ヒロインオーディション」を受けて落ちていたというのだ。
「オンエアが始まってからも、普通に視聴者として楽しく拝見していたんですけど、後半で『役があるんですけどやってみませんか?』って連絡いただいて。本当に泣いて喜びました」
当時、吉岡は転機を迎えていた。京都在住だった吉岡は、地元の小劇場の舞台に〝客演〟するなど、地味に活動を続けていたが、14年7月発売の『週刊プレイボーイ』で初めてグラビアに進出。清楚な顔とは不釣り合いな豊満バストが注目された。
手応えを感じた吉岡は、15年6月に上京。オーディションを受けまくっていたという。
特に『あさが来た』は、「(オーディションに)落ちて絶対、出られないと思っていた作品だったので」と、当時を振り返っていた。
入浴シーンに期待
この朝ドラとグラビアで、16年ごろから徐々に売れ始め、18年には『きみが心に棲みついた』(TBS系)と『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)で、ついに連ドラ主演を果たす。
「ところが、この2本が大コケしてしまったんです。苦労人なので、お高く止まったところもなく親しみやすいので、仕事した役者や裏方からは男女関係なく好かれている。だから、仕事のオファーも途切れないんですが、〝前科〟があるのでドラマなどの主演はなかなか話が回ってこない」(民放関係者)
仕事仲間のウケは良くても、世の女性たちからは〝あざとい〟という理由で嫌われているようだ。
「それが、ドラマの視聴率で惨敗した要因かもしれませんね。女性が観てくれなければ数字につながりませんから。真面目に女優を目指していた吉岡さんは、本音ではグラビア仕事も受けたくなかったようで、グラドルをディスるような発言もあったため、一時は男性ファンからも『ちょっと売れたら、これか』と愛想を尽かされそうになりました」(同・関係者)
さすがにマズいと感じたのか、再び写真集で水着を解禁。『どん兵衛』のCMで披露したセクシーなどんぎつね効果もあり、再度上げ潮に乗った。
「主演の吉田鋼太郎さんとバディを組んだ刑事ドラマ『監察の一条さん』(テレビ朝日系)が、局内で好評だと聞いています。視聴率こそ7%台後半でしたが、年末にもう一度単発で放送して、その結果次第では連ドラ化も検討されているそうですよ」(同・関係者)
最後に巡ってきたビッグチャンス。『一条さん』は遊びの要素も豊富なドラマだけに、今度こそ出し惜しみせず、入浴などのお色気シーンにも挑戦してもらいたいものだ。
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