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雪平莉左のブレークで注目浴びた「ラウンドガール」が有名タレントへの登竜門に

 雪平莉左
雪平莉左

バブルの時代、有名タレントへの登竜門といえば「レースクイーン」だった。

「最も有名なのは岡本夏生や飯島直子、杉本彩あたりでしょうが、実は女優の高島礼子やZARDの坂井泉水もレースクイーンの出身です。あの頃は、アイルトン・セナの人気をバックにフジテレビが起こしたF1ブームもあり、カネの余った企業が、こぞってモータースポーツのスポンサーに名乗りをあげていましたからね。『鈴鹿8時間耐久レース』、いわゆる〝8耐〟に島田紳助さんのチームが参戦し、マッチこと近藤真彦もレーサーや監督として活躍するなど、4輪、2輪を問わず、国内のレースも盛んで、レースクイーンの注目度も高かったんです」(スポーツ紙記者)

教育実習中に胸ボタンが飛んだ逸材も

ところが、長引く不況でモータースポーツは衰退。レースクイーンの代わりに現代の登竜門となっているのが、格闘技の試合に花を添える「ラウンドガール」だ。

「6月7日に行われた井上尚弥VSノニア・ドネアのボクシング世界戦でラウンドガールをつとめて注目された雪平莉左は、インスタグラムのフォロワーが一気に8万人も増加。ひと晩で人気者の仲間入りを果たしました」(同・記者)

その後、雪平はグラビアを席巻。4月に発売していたファースト写真集『とろける。』(集英社)も売り上げ絶好調だという。

「雪平は、菜々緒や中村アンらが所属する大手芸能事務所・プラチナムプロダクションのグラドルです。雪平の大ブレークを目の当たりにした他のプロダクションも、血相変えてラウンドガールのオーディションに自社のタレントを送り込んでいますよ」(芸能プロ関係者)

とはいえ、RIZINなどのラウンドガールは人数も多く、今後は地上波放送も望めないとあって、人気薄。やはり、多くの視聴者の目に触れるボクシングの世界戦が登竜門の役割を果たしているようだ。

7月13日に行われたボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチでは王者・井岡一翔がV5を達成したが、黒ビキニのラウンドガール3人にも注目が集まった。

「グラドルの倭早希、タレントの雛乃ぽぽ、モデルの波田妃奈の3人でした。いずれもラウンドガール初体験で、波田に至っては、普段は会社員として働いているそうですよ」(前出・スポーツ紙記者)

中でも注目株は、2017年の準ミスワールド日本にも選出された倭早希。横浜国立大教育学部卒の才媛で、小学、中学、高校の教員免許も取得しているという。

「大学在学中から芸能活動を始めていたそうですが、バストが92センチもあるので、教育実習中にブラウスの胸ボタンが飛び、生徒たちから〝おっぱい先生〟と呼ばれていたらしい。彼女も、雪平なみのブレークの予感がするよね」(前出・芸能プロ関係者)

今後、ラウンドガールの枠をめぐる争いが、ますます激化しそうだ。

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