銃撃前日の7月7日に兵庫県j西宮市で演説を行った際の安倍晋三元首相(C)週刊実話WEB
銃撃前日の7月7日に兵庫県j西宮市で演説を行った際の安倍晋三元首相(C)週刊実話WEB

安倍元首相射殺事件の余波…竹中平蔵氏の“物騒発言”再び話題!ネット上には心配の声も

世間に大きな衝撃を与えた安倍晋三元首相の射殺事件。これを発端に、生前の安倍氏と距離の近かったパソナ会長・竹中平蔵氏の〝ある発言〟が注目を浴びている。


「昨年YouTubeに投稿された対談動画で、竹中氏は『ワクチン開発が遅れをとった理由』『製薬会社と医療の根深い問題』について意見を交わしました。後半、話題が226事件で暗殺された元首相・高橋是清に及ぶと、竹中氏は小泉内閣で経済財政政策担当大臣・総務大臣などを務めた経歴から、首相公邸に事件の弾痕が残されているとのエピソードを話します」(フリージャーナリスト)


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注目の発言が飛び出るのはこの直後だ。


「竹中氏は凶弾に倒れた先人と比較し、『だから恵まれているんですよ』と発言。しかし、平和な現代を尊ぶというよりは、暴漢など現れっこないという小馬鹿にした思いから発したようで、『何やってもねぇ、社会的に非難されることはたくさんあるけど、殺されることは多分ないから(笑)』と笑いながら述べたのです」(同・ジャーナリスト)

ネット上に超不穏ワード出現で心配の声

この発言は当時も話題になったが、竹中氏の認識と裏腹に、要人を殺害する事件が実際に起こってしまったことで再び話題に。強気な発言を繰り返していた竹中氏の主張が事件以来落ち着いていることを揶揄してか、ネット上には、
《持論が崩れて今どんな気分なんだろうな》

《何やっても殺されることはないってイキってたからしゃーない》


《アレの一発で完全にビビったんだろうね、まさかまさかだし》


《殺されはしないとか言ってたけど一番殺されにくい部類の人間が殺されちゃったしなあ そりゃビビりもするよな》


《冗談抜きで日本で一番恨まれてるんちゃうか? こいつの支持者をいまだかつて見たことがない》


《俺がこいつなら海外逃げるわ》
など、その身を案ずる声が相次いでいる。

「〝小泉フィーバー〟で構造改革の右腕を担ったヒーロー扱いだった竹中氏も、退陣後は評価が180度転換。非正規の増加や格差を拡大させた張本人だとして、数多くのメディア・政治家・専門家からその功罪を問われてきました。竹中氏が遠因となって人生が狂った国民も数多く存在していると予想され、実際、安倍元首相の射殺後、ツイッターの検索窓には『竹中平蔵 次』という不穏な語句まで出る始末。今回の銃撃犯は人生を狂わされたという宗教団体を恨み、その団体と安倍元首相が深い関係にあると思い込んで復讐心を抱いたと供述していますが、竹中氏の場合は〝直接的な恨み〟の類いなので、模倣犯の出現が心配されるのも無理はありません」(政治ライター)


何はともあれ、これ以上、悲しみの連鎖が広がらないことを祈るばかりだ。