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安倍元首相暗殺で急増「ACジャパン啓発CM」で好感度爆上がり!強面ラッパーの正体

銃撃前日の7月7日に兵庫県西宮市で演説を行った際の安倍晋三元首相 (C)週刊実話Web

これも〝安倍ショック〟の影響か。民放テレビ各局で「ACジャパン」のCMが急増。思わぬ人物の知名度が急上昇している。

7月8日に安倍晋三元首相が凶弾に倒れて以降、民放各局のスポンサーが次々とCM放送を中止。その代わりとして急増したのがACジャパンの広告だった。

「東日本大震災の時もそうでしたが、日本列島を震撼させるような事件や事故、災害などが起きているのに、浮かれたCMを流していては、逆に企業イメージの悪化を招くため、多くの企業がCMの放送を取りやめるのです」(広告代理店関係者)

“グラビア評論家”の一面も

代わりに急増したACジャパンの啓発広告でも注目されているのが「ラッパー篇」だ。

コンビニのレジで小銭をなかなか出せずに焦る高齢女性の後ろで、行列の先頭にいた強面の男が靴のつま先で何度も床を弾いて音を出す。

グズグズしている高齢女性に対するイラ立ちから靴音を鳴らしているのかと思いきや、男の靴音はリズムに変わり、アイスクリームをマイク代わりにラップで歌い始める。

「♪YO! もしかして焦ってんのか、おばーさん。誰も怒ってなんかない。あんたのペースでいいんだ。なにも気にすんな。自分らしく堂々と生きるんだ」

すると、高齢女性も買おうとしていたソースをマイクに見立て、ラップでこう応じるのである。

「♪迷惑かけてしまってるなって 焦ったらまさかの優しい発言 アタシも反省 見た目で判断 もう要らないわ色眼鏡なんか」

見事なラップの掛け合いに、コンビニの若い女性店員が割って入り、「♪たたくより、たたえあおう〜」と歌い上げるという内容だ。

このCMが繰り返し流されるようになると、強面のラッパーが注目を浴びた。

「このラッパーは、名古屋市を拠点に活動している呂布カルマです。一般的に知名度は高くありませんが、かつて『Creepy Nuts』のR指定とラップバトルを繰り広げたこともある人気ラッパーですよ。グラビアアイドルを発掘する〝グラビアディガー〟を名乗り、新人のグラドルの写真をツイッターで紹介する一面もあります。過去には数々の問題発言で炎上したことも少なくありませんが、今回のCMでは意外な一面を見せ、好感度と知名度が急上昇しています」(音楽ライター)

呂布も、10日に更新したツイッターで「CMこんなにかかりまくる事になるとは思ってなかったよ」と感想をつづっている。


〝安倍ショック〟が収まれば、テレビのバラエティー番組で引っ張りだこになりそうだ。

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