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山田孝之、山下智久らが“支持”も参院選大惨敗「ごぼうの党」次はN党と“共闘”も?

山田孝之
山田孝之 (C)週刊実話Web

参院選では、暴露系ユーチューバーのガーシーこと東谷義和氏を擁立して当選させた「NHK党」や、山本太郎代表と水道橋博士らが議席を獲得した「れいわ新選組」などが注目を浴びたが、他にも躍進したミニ政党があった。

「神谷宗幣事務局長が率いる『参政党』です。もともとは大阪府吹田市の市議会議員だった神谷事務局長が中心となって結党された同党は、〝投票したい政党がないから、自分たちでゼロからつくる〟をスローガンに、ネット戦略をうまく展開。政府のコロナ政策に異を唱え、事実上強制されているマスクやワクチンの自由化を訴えていました。他にも、食品添加物の危険性を訴え、天皇制は支持するなど、ネットの保守層を取り込んだ結果、1議席を獲得。得票率も2%超えで、見事に国政政党の仲間入りを果たした」(スポーツ紙記者)

ボブ・サップや朝倉未来も“動員”

同じくミニ政党として存在感を示したのが「ごぼうの党」だ。こちらは、会社経営者の奥野卓志代表が若者のための政治を目指すと11人の候補者を擁立したが、残念ながら議席獲得には至らなかった。

都内での第一声では、『鬼滅の刃』のキャラクターのような天狗の面をかぶった奥野代表が、日本で大人気だった格闘家のボブ・サップとピーター・アーツを引き連れて登場。ユーチューバーとしても人気の格闘家・朝倉未来がスポーツアドバイザーに就任するなど、一部では注目を集めていた。

「格闘界だけではありません。俳優の山田孝之、山下智久、三浦翔平、お笑いタレントの宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村淳、歌手のGACKT、人気バンド・ONE OK ROCKのTakaなど、錚々たる面々がネット上で展開されていた同党のキャンペーン《#ごぼうチャレンジ》に参加。〝事実上の支持〟を表明していたんです」(前出・スポーツ紙記者)

大手メディアとは違い、ミニ政党の意見もきちんと取り上げるインターネットテレビ局・ABEMAの『アベプラ選挙特番』では、少しでも政党の主張を広めたい奥野代表が〝暴走〟。番組内のほとんどの時間を1人で喋り続け、テレビ朝日の平石直之アナウンサーから再三、制止されるひと幕もあった。

「山田、山下、三浦、Takaらは、当選したガーシーと親交があった。次回の選挙も目指す気があるのなら、選挙戦略に長けたNHK党と〝共闘〟する道もありますね」(同・記者)

今後、巻き返しが注目される「ごぼうの党」から目が離せない。

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