(画像)Shopping King Louie/Shutterstock
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コロナ第7波到来!感染急拡大も新派生型にもワクチンは有効なのか!?

7月12日、東京都内の新型コロナウイルス感染確認が、およそ4カ月ぶりに1万人を突破した。


つい1週間前に小池百合子都知事が「第7波に入ったとも考えられる」と語っていたが、急拡大したのは東京都に限った話ではなく、47都道府県すべてで増加に転じている。肌感覚としては「すでに入った」ということだ。


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「12日の全国の感染確認は76011人と発表されました。7万人を超えるのは今年の3月3日以来です。各地の知事も第7波に入ったと言明して警戒を強め、政府は自治体に対し、病床の確保を急ぐよう要請しています。専門家はオミクロン株の新派生型であるBA.4とBA.5への置き換わりを指摘し、とりわけBA.5の割合は、ここ数週間で急速に増加しています」(サイエンスライター)


ワクチンの2回目接種率は全体で8割を超えているものの、3回目は62%(7月12日時点)にとどまっている。年代別に見ると、12~19歳は31%、20代46%、30代50%…と若い世代になるにつれ、接種率が低い。なお、重症化予防を目的に60歳以上などが対象の4回目接種は23%となっている。

8月には1日で10万人を突破か…

「島根県では6月下旬、BA.5が新規感染者の約8割に達し、東京都も3割に増大しています。7月後半には全国で半数以上がBA.5に置き換わりそうな勢いです。8月には1日で10万人を突破する、と専門家は見ています」(全国紙厚労省担当記者)

第7波について、公衆衛生が専門の医師で作家の外岡立人氏がこう指摘する。


「一番の問題は、現在のワクチンではBA.4とBA.5に対して、あまり効果がないことです。どうも、医療関係者もマスメディアも時間が経過して免疫がなくなってきたことが感染者増加の原因と考えている人が多いが、今のワクチンではウイルス粒子の保有するスパイクタンパクに対する抗体が十分ではないのです。米国では、この秋から改造したワクチンを接種する予定だと聞いています」


おそらく、日本でもワクチンの有効性が論点になるに違いない。