(画像)Master1305/Shutterstock
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ハレンチ外科医『性的暴行』で逮捕…“記憶をなくした”女性複数余罪ありか

「食事中に急に記憶がなくなり、ボーッとなりました」


女性は警察にこう話して、被害を訴え出た。


美容整形クリニックの院長が、部下の女性を食事に誘い、睡眠作用のある薬物を飲ませて、わいせつ行為に及んだとして逮捕された。


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7月1日、準強制性交等とわいせつ目的略取の疑いで逮捕されたのは、美容整形外科医の竹沢章一容疑者(42)。竹沢容疑者は、東京都江戸川区の美容整形医院『東京ミッドクリニック』の院長で、被害女性は、このクリニックに勤める20代の従業員だった。


「事件が起きたのは4月4日のこと。女性は前日に突然、竹沢容疑者から食事に誘われたそうで、初めてで気乗りしなかったものの上司の誘いを断り切れなかったという。2人は午後3時ごろから中央区のレストランで食事を始めた。ところが女性はトイレに立った後で、急に記憶が途絶えて意識が混濁。その後、竹沢容疑者は女性をタクシーに乗せ、同区内にある自宅の高級タワーマンションに連れ込み、わいせつ行為を繰り返したとみられています」(捜査関係者)

被害が増している“レイプ・ドラッグ”

女性が竹沢容疑者の自宅で意識を取り戻したのは、翌5日の未明。記憶は定かでなかったが、下半身に違和感があり、友人に相談した上で月島署に届け出た。検査したところ、女性の体内から睡眠薬の成分が検出され、これを受けて警視庁は竹沢容疑者を逮捕した。

「わいせつ目的で、酒などに入れる薬物を《レイプ・ドラッグ》と言いますが、近年はその被害が急増している。竹沢容疑者は医師という立場上、入手しやすい薬物を悪用していたようです」(全国紙社会部記者)


竹沢容疑者は認否を留保しているが、他にも食事をして『記憶をなくした』と訴える女性が複数おり、警察は余罪を調べている。