元ジャニーズアイドルの手越祐也が意外なところに登場して注目を浴びている。

7月2日に札幌ドームで開催されたプロ野球の日本ハム対オリックス戦で、女性ファン向けのイベント「FIGHTERS GIRLS SERIES 2022」に出演。ファイターズガールがパフォーマンスして大人気となっている〝きつねダンス〟を手越も踊って大歓声を受けたのだ。

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「手越は振り付けも完璧にこなし、黄色い声援を受けていました。現地メディアを中心に取材も多く受け、テレビの情報番組でも放送された。札幌ドームで観戦していたプロ野球ファンからも、真剣にダンスに取り組んだ手越に対して称賛の声が上がりました」（スポーツ紙記者）

今回の出演は、CSやケーブルテレビで視聴できる「GAORA SPORTS」で8月11日に放送が予定されている『手越祐也の夏旅2022 in 北海道 ～札幌ドームで歌っちゃいました～』という番組の企画の一環で、ファイターズやコンサドーレ札幌とのコラボが実現したという。

「手越だけは絶対に許せない」

手越は、2020年6月にジャニーズ事務所から独立後、SNSやYouTubeの『手越祐也チャンネル』を中心に芸能活動を続けていた。今回の〝きつねダンス〟が好評で、地上波でも「そろそろ起用してみたい」という声が上がっているというが…。

「独立後、キー局の地上波番組からはほとんど声がかからず、福岡のローカル番組に少し出演した程度。いま手越を番組に出演させれば話題性もあるはずなのですが、各局のジャニーズ事務所の窓口となる通称『ジャニ担』の社員が〝待った〟をかけているんです」（芸能記者）

事務所を辞める際、手越はその期日を巡って一悶着あり、独立時に記者会見を開いたことにもジャニーズ側は不信感を募らせていた。

「手越が退所後にすぐ出版した暴露本とも言われるフォトエッセイ『AVALANCHE 〜雪崩〜』（双葉社）の内容も、事務所は知らされていなかった。さらに、その後の活動でも古巣を挑発するような行為も見られ、ジャニーズの藤島ジュリー景子社長は『手越だけは絶対に許せない』と話しているらしい。赤西仁や錦戸亮などの〝辞めジャニ〟もテレビでは使いづらい風潮がありますが、手越に関してはさらに厳しい状況が続いています」（同・記者）

独立後は、芸能活動と並行して実業家としての活動にも力を入れるとされていたが、こちらもうまくいかず、窮地に立たされているという。

「一昨年の10月から美容サロン『TEGOSHI BEAUTY SALON』を全国展開していましたが、5月に全店閉店しています。YouTube動画の再生数も激減し、7月7日に新曲『OVER YOU (feat. マイキ)』を配信しましたが、あまり話題になりませんでした。後がない手越は、久しぶりにスポーツ紙などでも取り上げられた〝きつねダンス・バブル〟を今後につなげたいと考えているようですが、力を貸してくれるテレビ関係者もいないので厳しいでしょうね」（同・記者）

ジャニーズの後ろ盾があった頃は、少々トラブルがあっても〝ていっ！〟で乗り越えられていたが、今頃になって現実社会の厳しさを肌で実感していることだろう。