ザ・タブー

コロナで仕事を失い元カレの所へ 体の相性のよさを再確認して復縁《彩さん=仮名・23歳・派遣社員》~官能小説作家書き下ろし『実録 女のセックス告白』

体の相性には勝てず、婚約を破棄して元カレと復縁
体の相性には勝てず、婚約を破棄して元カレと復縁 (C)週刊実話Web

もうすぐ新年だというのに、なんとなく気分が沈み、久々に元カレのアパートを訪ねることにしました。

コロナで仕事を失い、どん底の状態だけど、明るい性格の彼に会えば、自分が変われるんじゃないかと思ったんです。

築60年が自慢だと言っていたアパートを訪ねると、ボロボロのTシャツに長髪の彼が、「よく来たな」と笑顔で迎えてくれました。

だけど、裸電球が眩しくて、つい目を細めてしまいます。しかも、貨物列車が通ると部屋がガタガタと揺れるんです。

「年に一度の贅沢だ。酒もちょっぴり飲もうや」

一升瓶に少しだけ残った日本酒を勧め、すでに酔いが回っていた彼は上機嫌です。彼は電球を指して「これ、今は製造中止になっているんだ。手に入れるのに苦労したんだぞ」と自慢します。

確かに今はほとんどがLED照明なので、熱くなる電球自体が珍しいのは確かです。彼は私の胸をイヤらしい目で見ながら「電球だって裸になっているんだから、お前も脱げ」と、強引にセーターを脱がせました。

「おおっ、いいブラしてるじゃないか? 俺は全部古着だから、新品は眩しいよ」

こう言いながらジーンズも下ろして、パンティーに鼻を当てます。

長さと角度が私にピッタリだから…

「風呂に入ってきたな? 俺の鼻は誤魔化せないぞ」

「だって、銭湯行くの面倒だし、寒いから」

彼は私の割れ目に沿って舌を這わせ、クリトリスと膣口を優しく舐めました。すごく感じてしまい「はああっ、すごい。感じすぎちゃう」と、恥ずかしい声が漏れます。

「外は今日も雨か…。やがて雪になって、俺たちの心に降り積もるのかなぁ」

彼はロマンチックなフレーズを言いながらも、腰を激しく動かします。こんなカビ臭い部屋で年を越そうとしているけど、心は温かくて気持ちよさも最高。

だって、長さと角度が私にピッタリ合っているんだもん。男女の相性って、性格と同じくらいセックスも大事って気づきました。

「ああっ、もっとメチャメチャにして! イキそう。ああん、もうイク~ッ!」

グッタリしたまま肌を重ねていると、遠くで除夜の鐘が聞こえました。舞い落ちる雪を見ながら、私の心は決まりました。新年早々、青年実業家との婚約を破棄し、彼を選びます。

(書き手・奈倉清孝)

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